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外資系メーカの人間関係って本当にドライ?転職経験者が語る真実5選

外資系

外資系企業の人間関係はドライなイメージがありますが、それは本当なのでしょうか?
外資系メーカにて営業を経験した私が、人間関係のリアルについて解説します。

外資系企業の人間関係の真実5選

外資系の人間関係はドライなイメージ?

外資系の人間関係といえばドライでみんなピリピリしているというイメージありませんか?

実は全然そんなことありません。もしかしたらコンサルとか金融関係では違うかもしれませんが、外資系メーカでは、全くそんなことありません。

外資系といってもほとんどオフィスで一緒に働いているのは日本人ですし、働き方の違いがあるだけで人間関係は日系でも外資系でも変わらないというのが私の考えです。

ドライなイメージがあるとすれば、上司が部下にする評価やビジネスの判断をする時に会社の利益を第一に決断することが多いので、それはドライに感じるかもしれません。しかし、いつもの働く環境としてはわいわいしていますし、普通の会社と変わらずに楽しく働けます。

外資系は個人主義だから本当はドライでしょ?

外資系のドライというイメージは個人主義でそれぞれが自分一人で働いていてみんなライバルというイメージからきているのかもしれません。しかし、これも違います。

確かに、評価制度や仕事のやり方は自分で考えて積極的にアクションを取っていく必要はあります。結果は自分で全部受け止めることになります。しかし会社は一人では結果を出せません。いろんな人を巻き込んで一つの大きな仕事をこなしていく。そんな姿勢が求められているのです。

したがって、逆に孤独で一人で全部仕事をクローズしてやろうとしている人は評価もされませんし、楽しく働けないので辞めていくことになります。

転職が多いから、みんな仲良くなる前に辞めちゃうのでは?

外資系では確かに人が多く辞めていきますし、入ってくる人も多いです。人材の流動性が高いということです。しかし、一緒に長く働く人もたくさんいるのです。仕事で一緒に働いた人と仲良くなるのは日系でも外資系でも変わりません。

言い換えると、長く一緒に働いて仲良くなった人が辞めるという機会も、日系企業よりも多くなります。しかし、外資系なので辞める人に対しても冷たくするとか、そんなことは一切ありません。やはり人間ですし、一緒に働いた人には感謝の気持ちがいっぱいです。だからそういう意味で、辞める人に冷たいとかそんなことはありません。

一つ言えるのは、人間関係でなく、会社視点でいうと競合他社に対して転職する人への扱いは冷たいです。競合に転職する人にこれ以上会社にいられると機密情報を持っていかれる可能性があるために、即日オフィスから出て行ってもらうことになります。あの人辞めるらしいよ、と聞いた時にはすでに会社には来ていない(もう来ることができない)ということもあります。

親しく働いた人が転職で辞めていくのは寂しいことですが、あまり親しくない人が辞めることは頻繁にあるので、「ああ、あの人も辞めたのか」とあっさり感じてしまうことは外資系だけなのかもしれませんが。

転職して辞めても繋がる、外資系ネットワーク

外資系に一度転職した人は、外資系ネットワークの中で転職することが多いです。外資系に転職して日系に戻る人は少ないです。

それは給料の問題もありますし、会社の働きやすさもあるのだと思います。日系のドロドロした感じはなく、理屈が通ってロジカルな社風の方が働きやすいと思うのでしょう。でも当然結果を出さないと評価が下がって居場所がなくなることもあるのです。

その場合は、転職先を探せば、一度外資系で働いた経験がある人を市場では探しているので、転職先は探しやすくなるのです。英語力も上がっている場合が多いので、それもあなたの市場価値を高めているのです。

外人とも友達になる楽しさ

外資系の人間関係といえば、日本支社の中だけでなく海外の本社や他の国の人とのコミュニケーションの楽しさも醍醐味です。外資系の日本支社に勤めると意外にも海外にいく機会は少ないのですが、海外から外国人が来日する機会や電話会議で話をする機会もあると思います。

なんども一緒に仕事をしたり、新卒に入った人などは海外に同期もいますから、日本を超えた範囲で交友関係ができることになります。この海外の友達を作れば強制的に英語を使うようになりますので、非常に良い英語学習方法だと思います。

それに、文化が違う人とのふれあいは非常に刺激になりますし、視野を広げることになります。これからの時代は日本だけを見ている人は仕事の面でもプライベートでも厳しい時代になると思います。いろんな人と英語でコミュニケーションが取れる外資系はオススメです。

まとめ


外資系(メーカ)の人間関係はまとめるとこんな感じです。

  1. 日本支社では人間関係はドライでなく日系と変わらない
  2. 個人で評価されるが、仕事でいろんな人を巻き込むので独りではない
  3. 転職などで去る人は多いが、仲良い人が去る時の悲しさは変わらない
  4. 辞めた人でも会社の枠を超えて繋がることができる(外資系ネットワーク)
  5. 外国人とのコミュニケーションは異文化交流という事で視野を広げるのにオススメ

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