小学生にライフプランの重要性を教える授業
こんにちは、こどものマネー教育専門家のゆきひこです。ツイッターはこちら。
お金の授業用のテキストを作りました。みなさまの家で、親御さんとお子さんでお金の話をするきっかけになればと思って作りました。ぜひ、本ブログをご活用いただき、親子でお金の会話をして頂ければこれ以上に嬉しいことはありません。
お金の授業
今日のテーマは、「ライフプラン」です。
お金のことを考える時に、人生のイベントが必ず関わってきます。人生ゲームをやったことのある人はわかると思いますが、人生にはお金のかかるイベントがたくさんあります。結婚式、こどもの教育、家のローンなどなど。
この時のために事前に計画を立てて貯金をできている人は多くないと思います。少なくとも自分はできていませんでした。。
お金の基礎力として、人生にはお金のかかるイベントがあるという事を理解し、ライフプランを立てる必要があると知っている事で、人生を豊かに過ごすことができます。
レッスン概要
- 授業内容
- ライフプラン
- 本授業の目的
- 人生にあるイベントではお金がかかることを知る
- 将来の人生ではどのようなイベントがあるかを知る
- 必須学習項目
- 人生のイベントの種類について知る
- 人生には多くのお金がかかることを知る
- 準備が必要なもの
- なし。
では、レッスンを始めてみましょう。
今日のテーマは、「ライフプラン」です。
みんな、ライフプランって何かわかるかな?
ライフプランって何かわかんな〜い。
ライフプランというのは、人生で起こるであろうイベントと、そこにかかるお金について計画を立てる事なんだ。
クイズ、人生のイベントとお金
将来にいろいろなイベントが待っているこども達に未来の事を考えさせてあげましょう。
人生でお金がかかる事って、何があるかわかるかな?
うーん、家を買う時かな。あとは車とか?
そうだね、家は人生で一番お金がかかる事が多いね。他には結婚式とか子供を育てる費用は大きいものなんだ。
結婚とかこどもを産むとか、先の話すぎて想像できなーい。
確かにそうだね。でも将来大きくなった時のために、今学んでおこうね。
人生で大きいお金は、家、結婚式、こどもの教育資金、だね。それぞれどれくらいお金がかかるかな?
家は、3000とか5000万円くらいだって前に聞いた事ある〜
結婚式にいくらかかるなんてわからないよ
こどもが大人になるまでいくらかかるのかなんてわかんない、1000万円くらい?
結婚式は平均で約450万円くらいかかるんだよ。こどもの教育資金は1人1000万円くらいかかるんだ。合ってるね、たまたまだけど。
そんなにみんなお金もってるの〜?お金稼ぐの大変そう
そうだね。大きなお金だからすぐには用意できないんだよ。だから少しづつ貯金して貯める事が大切なんだよ。
じゃあお金どんどん貯めないと〜
ライフプランを立てて、将来に向けて貯金する事がとても大切なことがわかったね。
本日のまとめ
今日の授業で学んだことを一人ずつ話してもらいましょう。発表する練習にもなります。そして、最後にクイズで学んだことを最終確認しましょう。
ライフプランって何だっけ?
人生でお金のかかる事の計画をたてること!
正解!人生でお金がかかるイベントには何があったかな?
家を買うのにお金がかかる!
結婚式は高いよ!
こどもを育てるのもお金かかる!
じゃあ、どうやってそのお金を用意するのかな?
貯金!
このやりとりは非常にシンプルに見えるかもしれませんが、実際に子どもと話をしてみると時間がかかります。また、質問もたくさん出てくるので、調べないとわからない事も出てくるかもしれません。しかし、その会話のプロセス自体が大切なものなのです。
ライフプランを立てるという事が普通の人はやらないですよね。でもとても大切なことです。
こどもへの授業では、ライフプランのポイントを伝える事が大切です。
家の購入や結婚式、こどもの教育資金など、将来に必要になるお金を事前に計画を立てて貯金をしておく事。これを小さい頃から知っていれば将来も計画を立てて行動ができるようになります。
こどもの頃からライフプランを知り、計画を立てて貯金をする、ということを知っておく事は将来の役に立ちます。
最後に
私は、こどもには必要以上の知識(投資など)を持つ必要は無く、お金の基礎力をつける事が大切と考えています。お金の基礎力というのは、どのような時にお金がもらえたり、お金の流れを感じたりする能力・知識です。大きくなるにつれて学ぶお金の内容は難しくなりますが、小さいうちに基礎力をつけることが将来のお金の教育に重要と考えています。
ぜひご家庭でこのような会話を親子でしてみてください。授業でなくても、ただ少し会話をするだけで構いません。少しでも良いので、しないのとするのとでは全く違います。親子の間でお金の会話を始めることが一番大切なことと思っています。
次の授業は年金についてです。