筆者がハゲていくまでのストーリー4 〜ボーズになって会社にいく緊張感。同僚の反応は?〜
筆者である私は今ボーズです。これは髪が薄毛になってしまったからです。小さい頃からそのように今の髪型に至ったのかその歴史を書いていこうと思います。
筆者がハゲていくまでのストーリー 〜日本帰国も薄毛に悩む会社員の苦悩〜 | 外資系シェルフ
筆者である私は今ボーズです。これは髪が薄毛になってしまったからです。小さい頃からそのように今の髪型に至ったのかその歴史を書いていこうと思います。アメリカから帰国したあとでも薄毛に悩む様子をお楽しみください。
途中ですが、ここからでも十分楽しめると思います。これは私が短髪からボーズにした時の物語です。
薄毛からボーズへの初めての挑戦
薄毛生活も慣れた頃に、また事件が起きた。
私の人生を変えるきっかけは大体、妻だ。
妻「もういい加減、中途半端な髪型やめてボーズくらい短くしたら」
ボーズ!?私は今までボーズなんで人生で一度もやった事ないのに。何をいうのか。でも、ボーズにしたら薄毛が目立たなくなって、髪の毛を気にする事がなくなるのか…。
ボーズってどうなんだろう。そんなモヤモヤしながら生活していると、長期休暇があるではないか。一週間以上休みだから変な髪型になっても、少しは修正する時間があるかもしれない。ちょっと短く切ってみるか。
カットに言ってみた。
店「前と同じくらいで良いですか?」
私「いや前よりはかなり短くお願いします」
店「はいわかりました」
・
・
9mmのバリカンでボーズにしてもらった結果
確かに短くはなったが、ボーズとはほど遠い。。
全体の髪の毛が短くなるほど、薄毛を隠す髪の毛がなくなって、余計ハゲが目立ってるし…。
帰宅すると、
妻「えっ、それで切ったつもり?全然変わってないじゃん。がっかりだよ」
私「いや、前よりかなり短くっていったんだけど、これくらいにしかならなくて」
妻「6mmのボーズにしてって言ったの?」
私「いや具体的には言ってないけど…」
妻「じゃあダメだね」
私「えっ…」
第二ラウンド~ 6mmの坊主~
という事で、第2ラウンド。昨日行った店にもう一度訪問。また来たの?という雰囲気も特になく、自然は感じで違う人が対応してくれた。
私「6mmのボーズにしてください」
店「かなり短くなるけど、大丈夫ですか?」
私「はい(大丈夫じゃないに決まっているでしょ、でももう後戻りできない)
・
・
結果。
ボーズって6mmくらいじゃ余計ハゲが目立つじゃん!
っていうか明らかにハゲてる人に見える!
モーゼの十戒の通り、海が割れているようなイメージで、おでこの中心からつむじまでの直線の髪が薄く、左右の頭の髪が多いので、その肌色(ハゲ)と黒(髪)のコントラストがハッキリ出てしまうので髪の毛のない所が強烈にハゲて見えるのだ。
これは全然だめだ。。
帰宅。
妻「すごい短いね!でもハゲがすごい」
こんなに短くしたのにハゲが目立っていると何の意味もない。
もう引き返す事は出来ない。自分の弱さを捨てて、3mmの世界に飛び込むしかない。
私は決意した。
・
第三ラウンド~ 3mmの坊主~
次の日
さすがに同じ店は恥ずかしいので、別の1000円カットの店に行く事にした。6mm坊主を3mmにするのにカットのテクニックはあまり必要ないでしょう。
私「3mmのボーズでお願いします」
ハゲている部分をバリカンされると「痛い痛い!」と感じたが、ガマン。
あんなに髪の毛短かったのに、こんなに髪の毛が切れるんだ、とバリカンで落ちた髪の毛を見て思う。
結果、、
これは、全体がグレーにみえるからコントラストが全くなくて、ハゲが目立たない!すごい!
でも、全部ハゲと同じ状態になったという事なんだけど。。
っていうか冷静になってみると、ここ一週間の髪型の変化がすごいぞ。会社に行ったらどういう反応されるだろう。会社行くのが怖くなってきた…。
坊主にして初めての会社は緊張しすぎ
人間は変化は嫌なものである。
特に私は何か変わってそれを言われるのが嫌な人間なので、多分他の人以上に会社にボーズで行く事にストレスを感じていた。夢でも出てくるくらいだった。
なんて言われるだろう。
どう思われるだろう。
どんなリアクションだろう。
そんな形で長期休暇が開けるのが恐怖になっていた。そして会社に行く日。
私「会社行くの緊張する」
妻「なんて言われたか教えてね~」
という感じで家を出た。
会社にいく途中の心境
通勤の道はいつもと同じだが、頭が涼しい。ガラスに映る自分を見ると、誰だこのハゲは、と自分を見て思ってしまう。そんな事を考えていると、会社についた。
自分はオフィスで一番なので、中には誰もいない。誰もいないオフィスの机で仕事につく。
次から同僚が入ってくる。かれらはどう思うのか。いつものオフィスに入ってきたら、
見知らぬボーズがいて仕事しているのだ。
怖い。
一般人が会社で見知らぬボーズを見た時の反応の3パターン
会社に行ってみていろいろなリアクションを受けた。それをまとめたいと思う。見知らぬボーズを見た時の反応は、大体以下の3パターンにまとめられる。
1.どうしたんですか!?なんか悪い事したんですか!?
これは私の事を個人と見てくれている人で、心の距離が近い人が多い。
私が髪を切ったことを素直に認識してくれて、それに対してリアクションをくれる。
この反応が一番嬉しかった。自分を見てくれている感じがするからだ。
2.イメージ変わったね、とか、髪短くなったね、とかさらっと流す
変化は話題にするけど、そんなに大きなリアクションはなく、気にしている様子はない。
多分私の存在はそんなに大きいものではないので、髪型の変化が起きていてもそこまでのインパクトがないのだろう。話題にはするけどそんなに気していない。
実際の変化はさらっと流せるくらい小さいものではないのに!
3.リアクションなし(何もなかったかのように仕事の話をする)
これが一番驚きであり興味深い。
人が3mmのボーズになっていて、気づかないわけないでしょ。と言いたくなるくらい、何もなかったかのような反応。これはこの人の関係性が築けていないという事を示していると思う。
気づかないとかないし、気づいているけど、あえて触れないという選択をしているのですね。
でも、この人達がボーズを認識しているのはわかるんですよ。
みんな目線がおでこの上の方に来ているのはこっちは気づいているんですよ!!
また後日、飲み会とかで聞いた話によると、多くの人が怖くてそのことは触れられなかったと言っているのを聞いて、納得できた。変化はもちろんわかっているが3mmボーズは怖い!との意見が多かったのです。
まとめ
日本ではスキンヘッドは怖い存在というイメージがある。ヤクザとか怖い人はスキンヘッドが多いのか。昔のイメージなのかはわからないが。
海外だとスキンヘッドだからこわいという事はなくて、ただの一つの髪型という扱いだから別にそんなに気にされないのに。3mm坊主はまだ髪の毛あるしね。
このような感じで、多くの人に驚かれてしまった。とても緊張したが、その一方でとてもスッキリした晴れやかな気分になりました。オススメです。
読んでいただき、ありがとうございました。