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会社員が英語学習でまだ稼げる理由【英語はオワコンではない】

アメリカ移住・駐在

英語の勉強は面倒だしコスパが悪いからやりたくない、どうせ英語では稼げないし、と思っていませんか?

この記事では今からでも英語を学ぶことで、給料が上がりお金が稼げる理由を解説します。

  • 日本の英語力がいまだに低い理由
  • 外資系など英語を活用できる仕事は増えている
  • 英語人材は転職市場でまだ価値が高い
  • まとめ

この記事を書いた私は外資系企業歴10年でアメリカ駐在経験もある会社員です。TOEICは890点で、英語を使って仕事をしています。

日本の英語力がいまだに低い理由


日本では英語教育を義務教育で長く学んでいるにも関わらずに話せる人は少ないというのはよく聞く声です。

実際に外資系の会社員として働いていての実感も同じです。他の国の人と比べて日本人の英語力は高いとは言えません。外資系の会社の同僚にはアメリカ人やヨーロッパの人、インド人などいろいろな人がいますが、みんな英語を流暢に話します。

特にアメリカにいるとそれを感じます。中国人はもちろん韓国人や他の国の人は本当に英語を話せるのです。

ではなぜ日本人は英語が話せないのでしょうか?以下の2つの原因に分けられます。

  1. 学校教育の問題
  2. 会社の働く環境の問題

1.学校教育の問題

前述した通り日本では義務教育で英語を長期間勉強します。しかし、その勉強法は読み書きに偏っていて、文法の細かい内容を正しく理解すると言った受験英語の能力をつけるものになっています。

そのため、英語で話すという事は後回しで優先順位が低い能力になっていると思います。最近では英会話をもっと進めて行こうという流れがありますが、そこでも会話だけで文法の能力が落ちてしまうのではとかいう議論もあると聞きます。

アメリカに行って駐在してみて、自分の子供が英語を話せるようになったのを見て思った事は、英語を話すためには「英語を話さなければいけない環境にいる」という事が必要です。日本ではそのような環境を作る教育にはなっていません。

この話題は話し出すと終わらなくなるのでこの辺にしておきますが、学校教育が原因で英語を話せないというのが一つの大きな原因であることは間違いありません。

2.会社の働く環境の問題

会社員の英語を学ぶ環境はどうでしょうか。

ここ数年で実際に社会人の英語レベルは徐々に上がってきていると感じますが、まだ英語で仕事をできる人というのは少数です。その理由としては以下になります。

  • 海外に進出している例が少ない
  • つまり、国内で仕事が完結する
  • よって、英語を使う環境が少ない

簡単に言うと、 日本で働いている限り英語を使わないでも働けてしまうので、英語を学ぶ機会もモチベーションもわかないのが多くの人の現状です。人間は怠惰な生き物なので、必要にならなければ学ばないものです。

特に英語は一ヶ月勉強したら劇的に上達するかと言ったらそうはいきません。数年間続けて結果が少し出てくるようなものです。成長スピードは環境によりますが、いずれにしても時間がかかるので忍耐が必要になるのです。

外資系など英語を活用できる仕事は増えている

その一方で、日本企業の業績は悪化しており海外の企業が日本に進出してくる例も増えてきています。つまり、日本国内でも英語ができる人の需要は多くなっているのです。外資系と呼ばれる海外の企業は、日本でビジネスをするにも英語で本社とコミュニケーションを取れる人が必要です。

外資系企業では、同僚が海外にいるので英語を使えないと仕事にならないのです。そこで英語がある程度できる人しか採用できないことになります。

しかし、日本人の英語力は低いので英語ができる人材を探すのにとても苦労します。そのため、給与水準を高くしないと採用できないのが現状なのです。外資系の給料が高い理由はそういうところにもあります。

転職市場でまだ価値が上がる

つまり、あなたが英語で仕事ができればより給料の高い外資系で働くことができます。いや、外資系である必要もありません。転職市場において英語ができない人は山ほどいますが、英語で仕事ができる人というのは限られてきます。

希少性があるその人材は転職市場で価値があるとされ、与えられる給料も大きいものになりお金を稼ぐことができるのです。

実際に私の例でいうと、外資系歴10年の経験がありアメリカ駐在を経験していて英語で仕事ができます。このような人材が少ないという証明なのか、私のLinkedinには2-3日に一回くらい転職エージェントからヘッドハンティングの案件がきます。

転職エージェントも候補者が採用された時にしか報酬がもらえないので、他の会社に採用される可能性が高い人(転職市場の価値が高い人)に声をかけるはずです。その意味だと私の経歴は魅力に映るのだと思います。

別に私は自慢したいわけではなく、事実そのような英語人材の需要がいまだに大きくあるという事を言いたかっただけです。

まとめ


この記事で私が言いたいのは、「英語力があるとこのように転職市場の価値はいまだに上がる」という事です。

英語を学んでもAIで翻訳になるから不要とか、英語できる人はもうたくさんいるから意味ないとかいろいろ意見はありますが、英語力がある人には隠れてオファーが来る現状です。英語力をつけて英語で仕事をした実績を作れば給料は劇的に上がります。

みなさん英語を勉強しましょう。まだ間に合います。

外資系のオススメ英会話スクールに関しては以下の記事で紹介していますので、参考にどうぞ。