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金融教育(マネー教育)向けにオススメの本レビュー【学校では教えてくれない大切なこと3お金のこと】

教育

金融教育(マネー教育)向けの本を購入しようと思っているけど、どの本が良いか探していませんか?

この記事では、学校では教えてくれない大切なことシリーズの「お金のこと」という本の解説をしたいと思います。

  • 目次
  • この本を買うのに最適な人
  • この本の対象年齢は?
  • この本から学べるお金の知識
  • この本のメリットまとめ
  • この本のデメリットまとめ

この記事を書いている私は、マネー教育専門家としてこどもの金融教育を普及する活動をしています。

このブログでもこどもにお金の教育を行う方法などの記事を投稿しています。こどもが三人おり、日々お金の知識を教える活動をしています。

この本を買うのに最適な人


まず最初に結論を言ってしまうと、この本に最適な人は、以下の人です。

  1. 勉強を教えたくない。こどもに一人で読んでもらいたい。
  2. お金の知識を全般的に楽しく学んで欲しい。
  3. うちの子は勉強するのは苦手。マンガが大好き。

この本は真面目な教科書のような本ではなく、キャラクターもユニークで面白いマンガで構成されています。親子で一緒に勉強するというよりは、お子様が一人でマンガを楽しみながらお金の知識をつけられる本です。

自分で勉強を教える時間も労力もないけど、こどもにはお金の知識をつけて欲しい、、そう思っている人には最適な本だと思います。楽しく広く浅くお金の知識がつけられる本になります。

逆に、親子でお金の話をして一緒に勉強したいと考えている人には合いません。

この本の対象年齢は?

小学校3年生以上。

漢字にふりがなはついていますが、小学生低学年以下だと一人で読むのは難しいです。
こどもが一人で読んで楽しむマンガなので、小学生の3年生以上が最適です。

もちろん、3年生以下でもマンガが読めれば大丈夫ですが、お金の知識については難しいこともありますので、一人で読んで理解できるためには3年生以上の方が良いと思います。

大人が読んでも大丈夫?

はい。マンガが面白いので、楽しめます。

大人なら知っている内容が多いかもしれませんが、マンガが面白いので楽しく学べます。自分が知らないところだけをさっと読んでも良いと思います。
内容は単純なので、時間もかからずに読み終えることができると思います。

学べるお金の知識

以下の内容が幅広く学べます。
しかしマンガ形式なので一つ一つの内容はシンプルで浅い内容になります。

  1. お金の種類
  2. お金の歴史
  3. お金の使い方
  4. クレジットカードの仕組み
  5. 電子マネーの種類
  6. 銀行の仕組み
  7. 為替について
  8. 景気について
  9. 年金の仕組み
  10. 保険の仕組み

この本のメリットまとめ

1.マンガの内容が面白い

楽しくお金の知識について学べるのがこのマンガの一番の売りでありメリットです。勉強が嫌いなマンガ好きな子には最適な本です。
キャラクターがユニークで、個性的なこどもたちとアフロ先生の物語です。大人でも楽しく勉強できる本です。

2.幅広いお金の基礎知識が学べる

上記で記載した通り、お金の関しての基礎知識を幅広く学ぶことができます。
こどもにとって初めての内容も多いと思いますので、お金の教育のスタートとしてはとても良いです。
一つ一つの内容はすぐに読み終わるかもしれませんが、内容としてはしっかりポイントを解説しています。

3.教科書っぽくない

勉強嫌いな子にはお金の勉強というと構えられてしまうかもしれませんが、マンガなので勉強っぽくなくこどもの本を読むハードルも低いと思います。
お金の教育の第一歩にこどもに読ませる本としては最適です。

この本のデメリットまとめ

1.マンガなので親が一緒教えられない

基本的にマンガなので、親子で一緒に勉強という使い方は難しいです。
こども一人で読んでもらった方が良い本です。もちろん、こどもが質問してきたら答えたり、読み終わったら感想を聞くなどしてコミュニケーションを取ってもらうことをオススメします。

2.一回読んだらそれで終わり?

マンガなので、一回読んだらそれで終わりで放置されてしまうかもしれません。
この本を何回も読むよりは他のお金の本に移行してみた方が良いと思います。

3.小学生低学年以下には理解が難しい。

一人でマンガが読めて内容が理解できない子には適していない本です。
一緒にお金の勉強をしたい、一つ一つしっかり教えたいという方には違う本をオススメします。

以上、読んでいただきありがとうございました。

お金の教育をする勉強法については以下の記事でも書いていますので、参考にしてみてください。

マネー教育専門家がオススメする金融教育勉強法5選【こども向け】