英語のできない妻がアメリカ駐在でローカルの友達を作れた理由
海外駐在している方で英語や文化に溶け込むのに苦労している方も多いと思います。とくに駐在妻と呼ばれる方が苦労しているのをみてきました。
この記事では、私の妻がどうやって現地の友達を作れたのか解説をします。
ちなみに私の妻は英語は普通の人よりも相当できないレベルです。それなのになぜ友達がたくさんできたのでしょうか。
アメリカ駐在妻の一般的な生活パターン
アメリカには、いろいろな日本人駐在妻がいます。旦那に仕方なくきて早く帰りたい駐在妻や、現地に慣れて楽しくなってしまって日本に帰りたくない人。
現地で子供を産んで子育てする人や、英語の勉強をしてTOEICの点数を目標にする人。
- 最初は現地の生活が大変なため苦労して嫌になる
- 時間が経って慣れて来ると逆に日本より生活が何でも楽になる
- 日本に帰りたくないと言い出す。
彼女たちの多くは仕事自体が禁止されているため、英語を仕事で使う機会はほとんどありません。
しかし、せっかくアメリカに来たからという事で、英語を勉強する方も多いです。
現地でローカルの人と積極的に関わるのか、日本人コミュニティに入って楽しむのか。もしくはその両方か。現地のコミュニティに入り込めるかどうかで、駐在生活を楽しめるかが変わってきます。
何かのコミュニティに入らないと生活はつまらなくなります。
そのため、これから駐在を考えている人には、海外のローカルコミュニティに頑張って入っていく事について事前に夫婦で話し合うことをオススメします。
入って行けなかった場合でもそこで辛い思いを続けるよりは、限られた期間なので日本人のコミュニティで楽しく過ごす事も一つの良い選択肢だと思います。
私の妻が現地の人と話せるようになった理由
私の妻はローカル派でした。現地の人との関係づくりを重視していました。
彼女はジムに行っては、現地の人との話をして楽しんでいました。そういうと英語ペラペラかと思いますが、彼女は全く英語が出来ませんでした。
普通の人よりもできないのです。英語に限らず学生時代の勉強があまりできない人でした。
そんな英語のできない彼女はどうやって現地の人と友達になれたのでしょうか？
妻がとった行動とは
最初は妻は私と同じように現地の人とは関わらないようにジムを楽しんでいました。でもある時から現地のアメリカ人と話し始めたのです。もともと人と話すのが好きだったので、一人でいる事に我慢できなくなったようです。
私は素直に凄いと思いました。私にはとても勇気がいる事だったからです。
彼女はオープンに前向きに現地の人に話しかけ続けたのです。これが日本人にはなかなかできないのです。
そして約2年間現地の人とわからないなりに話を続け、彼女なりにものすごい成長をしました。ある程度の会話ができるようになったのです。
日本人がやりがちやダメなこと
後でわかったのですが、現地の日本人は一般的に日本人通りで固まってしまって、話かけづらい雰囲気を出している。
現地の人も日本人がどのような人かわかっていないので交流しようがなかった。という事だったようです。
でも妻のようにオープンに話しかけてくれる人がいて、日本人のイメージが変わったとまで言われていた。彼女はすごいですね。
私はビジネスで英語を鍛えられたが、彼女の過ごしてきたプライベートの英語はある意味ビジネスより難しいと思います。スラングで構成される英語なので学校で習ってきたものとは違います。慣れと雰囲気で意思疎通を行なっていたようです。素晴らしい。
これから駐在にいく人へのアドバイス
妻はローカルに馴染みましたが、私はというと最後まで現地の人と話す事に抵抗がありオープンになれませんでした。ビビってしまっていたんですね。。
今思えば、現地の人はいつでも話しかけられるのを待っていたし、日本人と話したがっていたのだと思います。アメリカ人は話好きな人が多いのです。本当にもったいない事をしたと思います。
なので今後、海外駐在にいる人、これから行く予定の人が見ているなら声を大にしていいたいと思います。現地の人と交流しましょう。
英語のためだけではなく、いろいろな経験のためにです。貴重な機会として、後悔しない経験をして欲しいと思います。
アメリカ駐在のこども教育へのメリット・デメリットも記事にしています。参考にしてみてください。
読んでいただきありがとうございました。