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外資系企業に就職した新人(一年目)向けの仕事術【わかりやすくアドバイスします】

外資系

外資系企業の就職に興味ある、もしくはこれから外資系への就職が決まっているが、どのように働けば良いのか不安ではありませんか?

この記事では外資系に就職した一年目の新人向けの仕事術を解説します。

  1. 外資系企業の新人とは
  2. 外資系企業の新人がすべきこと
  3. 外資系企業の新人がすべきでないこと
  4. まとめ

この記事を書いている私は外資系歴10年で転職2回を経験しています。

 アメリカ駐在2年しており、日本とアメリカにて新人の担当係も行なった経験があります。

外資系企業の新人とは

新卒の就活において日本企業に就職する人がほとんどの中、外資系に新卒で入社する人は一握りです。その人たちは高給が魅力だったか、グローバルで働くことに興味があったからでしょう。

従来の外資系の日本法人は中途採用がほとんどでしたが、最近は新卒を受け入れる外資系も出てきています。

新人は、社会に出るのが初めてで日本企業の文化を知らずに外資系に来るので、最初から厳しい環境で働くことになります。

しかし、外資系企業の働き方を経験したら日本企業には戻れなくなる場合が多いです。なぜなら実力主義で結果がそのまま自分に返ってくる良さがあるからです。

 私は新卒から外資系に入社する決断を素晴らしいと思います。

外資系企業の新人がすべきこと

自分の仕事の結果を積極的にアピールしよう

良い結果を出したら上司や先輩に積極的にアピールしましょう。

なぜなら、外資系ではアピールしないと評価されないからです。一人で黙って良い結果を出したとしても、それがみんなに知られることはないのです。

新人はまだ自信が無いので、とても良い仕事をして結果を出したとしてもそこで終わってしまうことが多いです。そこから、メールで上司や関係者を入れて「こんな結果が出ました」と情報を展開することは重要です。また、その内容についてシェアの打ち合わせを設定してもらって、チームの中で活動内容を報告するのもオススメです。

失敗を恐れるな! 新人が失敗するのは想定内。

新人であることの武器は失敗するのが許されることです。まずは積極的に何事も挑戦してみましょう。

上司からしたら新人は失敗するものと思っていますので、上司がわかっている上で行動して失敗しても何も言われないはずです。

何か頼まれたらとりあえず、「やってみます」と答えよう。例えできないことであっても上司に相談して一緒に進めていけば大丈夫。その前に、上司はあなたが絶対できない課題はもってこないのです。あなたに依頼されたということは、上司はあなたならできると思っています。

頼まれたことは積極的にやってみましょう。

同僚や先輩に積極的にアドバイスを求めよう

何かわからないことがあったら、すぐ上司に聞くのではなく、いろんな人に相談してみよう。

なぜなら、いろんな人の考えを学べるので広い視野が持てるようになるからです。ある人とこう言っていても、ある人は全く違うことを言うかもしれません。これに混乱するのではなく、なぜこのような違うが起きるのかを考えるチャンスです。

できれば近い同期でなく、自分と関係ない同僚や先輩が良いです。少し距離がある人あれば相談しやすいですし、将来のために人間関係を作ることができるのでオススメです。みな新人から相談されれば嬉しいものです。頼む時は相手の都合を考慮して相談しましょう。

上司に自分から積極的に提案しよう

自分で考えて、何かやるべきことが見つかったとしたら、どんどん上司に提案してみましょう。

積極的なあなたの提案を上司は必ず評価します。どんな提案であれ、新人の目線から見た意見はとても大切なものなのです。「新人だから大した意見は持っていない」と思わないように。

会社にとってやるべきだと思うことをあなたが見つけて実際に実行したとすれば、その結果がどうであれあなたは評価されます。なぜならそれだけの行動力を持って実行したからです。外資系では自分で考えて行動できる人が評価されます。

外資系企業の新人がすべきでないこと

受け身で仕事をもらえるのを待つ

外資系にて一番いけないのは、指示待ちです。評価されません。

なぜなら、外資系企業ではそれぞれの社員が自分ができることを考えて進めています。例え上司でも部下の行動を全て指示しているわけではありません。上司は会社の方針に則ってチームの方針を決めています。具体的なアクションは上司の方針のもとに個人が考えることが多いのです。

したがって、「次は何をしたら良いですか?」とか「何かすることを教えてください」などと頼むのはやめましょう。代わりに「私はこれをやった方が良いと思うのですが、やって良いですか?」と頼みましょう。

わからないことを何でもすぐに聞く

何でもすぐに上司や同僚に聞くのはやめましょう。聞くのは自分で考えてから。

少し調べればわかることを何回も聞いてくると、相手は何も考えていないんだな、とすぐにわかります。そうするとあなたは自分の頭を使わない人と評価されます。

当然ながら新人にはわからないことがたくさんあります。外資系では専門用語が多用されますし、知らないといけない前提知識も多くあります。

その一つ一つをまずは自分で考えて、調べてから聞くようにしましょう。まずは人に聞く前に自分でググる習慣をつけましょう。

失敗した結果を誰にも言わない

新人でも仕事を任される時があります。その結果失敗してしまったとしたら、すぐに上司に報告しましょう。

なぜなら、上司は失敗しても挑戦したことなら何も言いません。しかし、失敗を長く報告しなかったらあなたを責めるかもしれません。

誰でも失敗することはあります。しかし、何かが起きているのを知らないと対策が取れません。もし重要なビジネス案件があって、あなたのアクションが重要な影響を与えるものであれば、あなたの報告遅れが重要な会社のビジネスジャッジの失敗を招くかもしれません。そうすると会社にとって損失になります。

「Bad news first」という言葉があります。悪いことは早く上司に報告しましょう。そしてできれば自分なら次にどうするという案を持っていくと上司も評価してくれるでしょう。

話を聞いている時にメモを取らない

人に話を聞いている時はメモを取りましょう。それは忘れないためだけではなく、「 自分はしっかりあなたの話を聞いている」というメッセージを送るためのものです。

一生懸命話をしているのにメモを取っていないと、この人はあまり聞いていないという印象を持ちます。なぜなら一度聞いただけで全て覚えるのは不可能だからです。忘れても良い内容と思っているのだなと感じます。

上司でも先輩でもあなたに話をしている時は自分の時間を割いてくれているのです。あなたもちゃんと話を聞いている姿勢を見せましょう。そして、当然ながら内容を覚えておくのにメモは必須です。

一人でずっと仕事をしている

仕事は一人ではできません。他の人と話をしながら仕事を進めましょう。コミュニケーション能力はどこで働くにも必要です。

ずっと一人で仕事をしている人は周りが見えているのか心配になります。同期や同僚とコミュニケーションはとれているのか。

いつも人と空き時間に会話をしたり、朝や帰る時に挨拶をするなどしてコミュニケーションをしっかりとりましょう。それが仕事をスムーズに進めることになりますし、あなたの評価もあげることになります。

外資系企業の新人の英語について

新卒で英語は最初からできなくても良い。学ぶ姿勢が大切。

新卒採用はポテンシャル採用になるので、英語ができなくても問題ありません。帰国子女などで英語ができる人も採用になる場合もありますが、その人は英語が絶対的に必要なポジションだからでしょう。

もしあなたが、英語ができないと思っているとしたら、入社した後に勉強すれば良いのです。しかし、のんびりではなく必死になる必要があります。外資系では新人でも数年後には即戦力になる人を求めています。

 

外資系に必要な英語力についてはこちらで解説していますので、興味がある方を参考にしてください。

外資系企業への就職・転職に必要な英語力【未経験者向けにレベル別に解説】

海外の同僚とコミュニケーションを取ろう。研修でも仕事でも。

外資系の良さは外国人とコミュニケーションをとる機会がたくさんあることです。特に、新人の時は世界の同期や研修の友達などと知りたいになれる貴重な期間です。

英語力のアップのためはもちろん良いことですが、世界中の人と知り合いになれる楽しさも外資系企業に入ったメリットなのです。

 

外資系の海外の新人研修の記事はこちらにあります。

外資系企業の新人の海外研修について【20代向け】

英語のプレゼンは必死に練習しよう。

新人であれば研修などで最後に英語のプレゼンがあるかもしれません。必死で練習しましょう。

理由:あなたのその新人の研修での評価はその会社にいる限り一生残るものです。ここで必死になっておくことに損はありません。

具体例:練習は、5回程度のリハーサル(外資系ではドライランと言います)では足りません。日本語でも苦手なプレゼンを英語でやるのは相当な練習が必要なのです。新人でなくても同じです。とにかくドライランを同僚や上司に何回も見てもらって修正していく作業を繰り返しましょう。一人でリハーサルだけでは十分ではありません。人に見てもらって意見をもらいましょう。

 

外資系での英語プレゼンの方法の記事はこちらにありますので参考にしてください。

外資系企業のアメリカ駐在で学んだ英語プレゼンの方法【わかりやすく解説します】

まとめ

新人というのは一生に一回の大切な時期です。外資系ではとにかく積極的な姿勢が求められるので、受け身はやめましょう。

そして何事からも学ぶことが大切です。

そして英語のコミュニケーションで世界とつながること。これが外資系の醍醐味です。

 

外資系企業で働く際のオススメ英会話教室はこちらです。参考にしてみてください。

読んでいただきありがとうございました。