妻の好きなところを10個言ってみた
以前にTwitterの企画で相方の好きなところを10個言うというものがあり、私が以下の内容をツイートしました。あなたはどれくらい相方の好きな所をあげることができますか?
- 芯が強い
- ノリが良くふざけまくる
- 話が長くて楽しい
- 教育のプロ意識が尊敬
- 笑顔が可愛い
- こどもに真剣
- 人と違う感性持つ
- 素直に弱点認める
- アドバイスが刺さる
- 真剣に議論ができる
時間をかけないでこのリストは作成することができました。妻に魅力がある証拠ですね。夫婦だと言いにくい事もありますが、素直に相手の魅力を考えるのも良い機会です。
この記事では、私がリストアップした内容を一つ一つ説明していこうと思います。
1.芯が強い
妻は何をするにも自分で深く考える人です。人生に関わる重要な事は特にじっくり考えます。自分で考えることができる人なので、芯を強く持っているのでしょう。
昔の私もそうでしたが、物事をあまり深く考えないで進めることってありますよね。みんながこうしているからこうするべきだ。とか。常識だったらこうするからこうしよう、とか。普通はそうするんです。
でも妻は違います。もっとじっくり考えるのです。判断は遅くなるかもしれません。でも考えることは大切な事です。考える事ができる能力があるというのも重要です。
だから、妻は自分の軸を持っています。人がどうだからではなくて、自分の経験だとこうだから、この方が良いとか意見を言ってきます。また、なんであなたはそう考えたのか、など私の頭の中の経緯/プロセスをを聞いてくることも多いです。
妻は人の考えにすごい興味が強いです。私が何を考えているかを散々聞かれました。昔からあまり考えないで直感で生きてきた私です。その思考回路が信じられない妻は、どうやって私が普段の決断をしているのかをしつこくしつこく聞いてきます。
正直に言うと、昔はそれが嫌でした。質問責めみたいな感覚でした。
でも聞かれると人間って考えるようになるんですよね。その習慣で私も物事をもっと考えるようになったんです。そんな風に私を成長させてくれるところも彼女の魅力の一つなんです。
こう書いていると妻はしっかりした人に聞こえますが、普段の生活の中では何も決断できない優柔不断な人です笑。簡単な選択は全部私に任せてきます。それが可愛いところなんですけどね。
2.ノリが良くふざけまくる
特に機嫌が良い時はとにかくふざけまくってます。こどもの前で踊ったり歌ったり。そんな妻を見るのが好きです。
感情が表に出やすい人なので、機嫌が悪い時は最悪です。不機嫌さを撒き散らしているので、こどもも私も近づかないようにしています笑。素直な性格ってことですよね。いい言い方すると。
こどもも一緒にふざけて遊んだり踊ったりするので、そんな時は家族の幸せを感じます。
3.話が長くて楽しい
とにかく話が長いんです。これは人によっては嫌かもしれませんが、私にとっては良いことです。私があまりおしゃべりではないので、妻が話している話を聞くのが好きなのです。妻は細かい話をよく覚えていて、詳細まで話してくれます。
例えば昨日見た映画の話とかを最初から最後まで話の概要をまとめて説明してくれるのです。こんな事私にはできませんし、する気力もありません。
なんであんなに話すのが好きなのかわかりませんが、ずっと話をしています。彼女はドライブが好きなのですが、その間もずっと話をしています。女の人はみんな話好きなのでしょうか。でも私はそれが心地いいです。話も面白いですし。
真剣な話をする時も話は長いです。何かこどもの学校関係で不満な事件があった時とかは大変です。夜8時くらいから話が始まったかと思えば終了するのは夜の10時だったり。2時間くらいはノンストップで話をしています。
そんな話好きな妻なので、とにかく話を黙って聞いてくれる私のような人が合っているのかもしれません。途中で何か意見を言おうとすると、「今は私が話しているから!」と遮られて終わりますので。。
話したい妻と聞いていられる旦那、夫婦のバランスって大事だとつくづく思います。
4.教育のプロ意識が尊敬
妻は音大卒で昔はピアノの講師をやっていました。今はやっていませんが、こどもが生まれる前までは自分の教育を運営していたので、根っからの教育者の意識が強いのです。
こどもの学校の先生に面談する時も、目線は親というよりは同じ教師目線。この先生は何を目的としてこういう方法で教えているのか知りたい、とか、あの先生の教育方針が気になる、とか。先生からしたら嫌な親かもしれません。。
公立の先生は決まったやり方があるので、自分の自由にどれくらいできるかもわからないし、マニュアルがあるからしょうがない、と私が言っても、「先生なんだからもっと意識を高く持って欲しい」と熱いことを言っています。そんな感じも嫌いではありません。
ピアノの先生をやっている時の妻はカリスマ教師でした。生徒はみんな妻が好きで生徒の親からも非常に慕われていました。生徒の応募も途切れることがなく、外からみていてこの人はピアノの先生が天職なんだと思うほどでした。
こどもがどうしたらうまく弾けるのか、家で練習をするにはどう指導したら良いか、この子は何を考えているのか、などとにかく生徒の事を考える先生だったのです。
ところが、そのように本気になってしまうからでしょうか、妻はピアノの先生をやるのが疲れてしまうようです。先生をやるからには本気になってしまうので、余裕がある時にしかできないとの判断です。今は子育てがあるので自分の納得したレベルで集中できないと考えています。
この意識の高さが私の尊敬できる部分です。
5.笑顔が可愛い
これは説明も何もないのですが、笑顔がかわいいです。
私が特に笑顔が好きなんですよね。美人で笑っていない人と、美人で無くても笑っている人だったら、笑っている人に魅力を感じてしまうんです。
特に女性の笑顔はとてもキラキラしているので、素晴らしいですよね。
6.こどもに真剣
ピアノ教師の経歴があるからかわかりませんが、妻は教育にはとても真剣です。特に生き方についてはこだわりがあります。
こどもが勉強がどれだけできるかは全く興味がないんです。でも、こどもには自分の好きな事を見つけて欲しいと真剣に思っています。
妻はピアノを小さい頃からやってきて自信になったので、とてもよかったと話しています。なぜなら、自分のアイデンティティになったからです。こどもの時から一つの事を極めるまで続けること、それは人の心の支えになり、自信になりますよね。
私にはそのようなものは無いのですが、ピアノというアイデンティティを持っている彼女はこどもにも一生続けられるものを持って欲しいと思っています。
という事で今は、長女はダンス、次女はプール、長男はゴルフ、という好きな事を習い事にして真剣に頑張っています。
こどもの人生に真剣に向き合って自分の考えを持っている妻は素晴らしいと思います。
7.人と違う感性持つ
偏見かもしれませんが、音大に行く人ってやっぱり普通の人とは感性が違います。私の妻はその中でも特に変わっている部類に入ると思います。
まず勉強ができません。こどもの小学生の問題に苦戦しているぐらいです。でも、変わっているというのはそういう点ではなくて、世の中の見方が一般の人と違うんですね。「常識が無い」とも言います。
学校での勉強をあまり真剣に受けないで自分の考えを持っていたからかもしれません、彼女はいい意味で日本教育の洗礼を受けていないのです。
私はどっぷり学校のサラリーマン育成教育に浸かってしまっているので、私には当たり前と思うような事が妻には理解できない、というような事も頻発しています。
8.素直に弱点認める
妻は自分の意見を持っているのですが、頑固ではありません。人が言った事も聞きますし、私が言った事もいつまでも覚えています笑。
自分ができていない事に関しては聞きたがります。ダメ出しをすると大体機嫌が悪くなるのですが、、でもその内容が正しいと思ったら自分の弱点を認めることができるのです。
素直さってとても大切だと思います。夫婦でお互いに思った事を話して一緒に生活するのってお互いにオープンで素直でないと無理です。結婚しても夫婦は血のつながっていない他人ですから。
だからこそ、相手の考えを理解するようにしなければいけないし、言われたことは素直に認めて改善する。そのようにしてお互いに話し合いを行なってコミュニケーションをとることが夫婦の仲を良く保つ秘訣なんじゃないかって思います。
9.アドバイスが刺さる
仕事で苦労している時、心が病んでいる時、相談してもらったアドバイスはカウンセラーもビックリの的確なものでした。
彼女は客観的に見てロジカルに何が問題なのかを認識する力があるのだと思います。私の仕事内容は全くわからないのですが、悩んでいる事について相談すると的確なアドバイスが返ってくるのです。
しかも有名な本に書いてある内容や、名言のようなアドバイスをしてくるのです。ちなみに、彼女は一切本を読みません。なんでそんな事ができるのか。彼女は自分の経験の中から思った事を伝えているだけなのだそうです。
正しいアドバイスなので、当然私にとっては厳しい内容も多いです。あなたが直接上司にそれを言わないといけない、とかもっと言われたことをやらないからそう言われるの、とか。
他にも、「でも上司はそう言うんでなく、あなたという部下を動かすためにはこういう風に行動したらあなたも動きやすかったのにね。」とか、なんでそんな事がわかるのか。と思います。
きっと彼女は考えている時間が多いのだと思います。思考のトレーニングを多くしているので、論理的な回答が導けるのかと。尊敬です。
10.真剣に議論ができる
彼女はケンカするのが大好き。そう言われた時は驚きました。ケンカと言っても口ゲンカです。
昔の私は何か責められると沈黙になってしまっていました。イラつきすぎると無口になる人、多いと思います。
その時に妻はどうしたか、「黙っていたら何もわからない、何を考えているか教えて!」と頼んできたのです。それでもすぐに話せない私をずっと待っていました。深夜の口ゲンカでしたが、私が話をするまで寝かせてもらえません。。
そこで私も思いの丈を話して、言い合いの議論をしました。結果、お互いに納得して問題を解決することができたのです。
このように正面からケンカをするのは夫婦といえども労力がいる事です。私たちのように「議論」という呼び名の話し合いをしている夫婦はどれだけいるでしょうか。
結婚した当時は特にお互いの考え方が全く違っていたので、本当に多くのケンカをしました。でも当たり前です、育ってきた環境も人間も全く違うのですから。そうやってお互いの考えを知って受け入れるところを受け入れて慣れていく。そうやって夫婦というものが安定していくと思っています。
逆に言いたいことを言わないで我慢し合っている夫婦はどこかで爆弾が爆発します。小さいことでもケンカしておかないと、大爆発になった時には遅いかもしれません。
私たち夫婦はこのように小さい事でも話し合いを行うようにしています。それがお互いの不満を消して良い関係でいられる理由と思います。
まとめ
以上で、私の妻に対して思うままを書きました。彼女がこれを見ることは無いと思いますが、見られたら恥ずかしいですね。
みなさんも相方の好きなところを10個考えてみたらいかがでしょうか。新しい魅力が発見できるかもしれません。