コロナウイルスにうんざりも、大切なのはどう反応するか
こんにちは、こどものマネー教育専門家のゆきひこです。ツイッターはこちら。
コロナウイルスで学校が休校になりました。わが家もこどもが家にいることで普段の生活とは変化が生まれています。親だけでランチできない、外出も簡単にできない(こどもが付いてくる、、)、子供の習い事は全部休講。普通に考えたら嫌なことだらけです。コロナ鬱(うつ)という言葉をネット上では踊っています。
妻と話している時、彼女が言っていたのは、一般的な考えと違うものでした。
コロナウイルス休校に対する妻の見方
「このネガティブな問題を、どうポジティブに変えていくか」
妻はこれが一番大事と言っています。言うのは簡単ですが、どうポジティブに持っていけば良いのか難しいと思います。その場合は少し見方を変えれば良いと言います。
例えば、ずっと家に子供がいる事について。自由がなくなるのではなく、普段あまり子供の会話できないので会話してコミュニケーションを深めるチャンスと考える。
また、普段はこどもの勉強について一緒に見てあげる事もできないが、この機会に子供の勉強を見てあげる。そうすれば自分の子供がどれくらい勉強を理解しているかが本当に理解ができる。
ランチは大人だけで行くのが難しいのは、逆に一緒に家族で家でランチを作れば外食より節約できる。
当然、妻も楽で言っているではありません。子供三人が家にいる事は妻にとっては大きな負担になります。もちろん、うちは共働きではないので、共働きの方はもっと負担になっているであろうと想像できます。でも決してうちの妻は楽だからこのような事を言っているわけではありません。
この本当にダメな状況から、何が1番大切かを見つけるチャンスと思わないと。このような危機を使って、ポジティブに考えることを、コロナで学んでも良いのではないでしょうか。
ブラックスワンにどう反応するか
今人気の本、Think Smart (Rolf Dobelli)を読んでいたらの中にぴったりな表現がありました。一般的にも使われているブラックスワンという言葉です。
ブラック・スワンというのは、予期できない異例な出来事を意味しています。今回のコロナウイルスの問題もこれに近いものではないかと思います。
この先、生きていく中でマイナスのことはたくさんあると思います。それは誰でもそうでしょう。楽に人生生きている人はいません。思い通りの予定にならない事もたくさんあります。
その人生の中で、「予期できない異例な」ブラックスワンは頻繁にあるのです。矛盾しているように聞こえますが、自分にとってマイナスな「まさか」はたくさんあるのが人生です。
この「ブラックスワン」「まさか」に対してどのように工夫して生きていくか、それをポジティブに変えていく力をつけるか、が重要と思うのです。
今回も最終的にコロナウイルス問題が全てが収束した時、大きな経験を得られるのか、何にも成長しなかったのか。考え方次第で変わってきます。
ネガティブな対応ばかりして、何が悪い、誰が問題、など負の部分を指摘し続ける他責の姿勢では何も成長できないのではないかと思うのです。
このように、危機の状況を前向きに捉えようとする、そんな妻の考え方を私は尊敬しますし、そのように生きていきたいと真に思っています。