【意外と知らない】グリーンカード抽選で当選するコツ3選【当たる確率は上昇傾向です】
アメリカ移住するための方法はいくつかありますが、一番簡単に応募できるのがDVプログラムと呼ばれるグリーンカード(永住権)の抽選システムです。
宝くじと同じで、当選したらグリーンカードがもらえるのです。シンプルですね。
残念ながらズルはできませんが、当選の確率を上げる方法はあります。
応募して一発で当選した私が実際に経験を元に説明します。
確実に応募し、正攻法で確率を上げる
どうしてもグリーンカードが欲しい!と思えば思うほど、何か特別な裏技を探したくなる気持ちはわかりますが、公平が一番の特徴であるこのプログラムでは小手先で当選がもらえるようなものではありません。そして裏でお金を払ってどうなるというものではないとも思います。
去年、小出恵介さんがグリーンカード取得で話題になり一部では誤解もあるようですが、高学歴とか有名人だから当選するということはありません。彼はおそらく将来のために個人的に応募してたまたま当選されたのでしょう。過去に起こした事件が考慮されないこともこのプログラムが公平である証だと思います(考慮されるなら当選しませんよね)。
しかし、当選確率を上げる方法はありますので、それを3つ説明します。
サポート業者を使うことで確実に応募する
当選は運と言いましたが、それは応募がちゃんとできている前提での話になります。つまり、規定に沿ってしっかり情報を提出しないと弾かれてしまう可能性があるのです。応募できていなかったら運もなにもありません。
私がここでそういう理由は、このプログラムはアメリカが主導しているもので、非常にお役所的だからです。少しのミスで応募できない可能性もあるのです。例えば写真の撮り方やサイズ、資料の書き方、など。細かいところも規定されています。
つまり、毎年このプログラムのサポートを行う中でその傾向を掴んで、過去に何十人も当選者をサポートしてきた経験が非常に重要になってくるのです。
おすすめは私も利用したグリーンカードジェーピーです。
しかし、中には自分でやりたい人もいるでしょう。私は英語は得意だし、お金がもったいないから自分で応募できる、と思っている人もいると思います。
でも、そういう人にもプロのサポートは必要と思います。なぜなら、英語が読めても、読めないことがそこにはあるからです。自分の理解で記入したことが、実はダメだったと、一人では気づくことができないのです。
そうなるとまた来年にチャレンジになってしまう可能性があります。
私も英語はできない方ではないのですが、提出資料の説明やメールを見ても実際に書いた内容が本当に正しいのかは不安になります。その点、プロに添削してもらうのが一番と思います。精神的にも良いです。先が見えないグリーンカード抽選のプロセスは常に不安がつきまといます。
当選したところで、実際にグリーンカードをもらうまでの道のりも長いのです。合計2年くらいかかります。その際にサポートしてくれるプロはとても助けになりますよ。私はグリーンカードジェーピーの人間ではありませんが(笑)、多少お金を払ってでもその価値があると思います。
夫婦で別々に応募すると当選確率は2倍に
二人で応募すれば、当選確率は2倍になりますよね!シンプルですが重要なことです。結婚されている方は確実に二人で別々に申し込みましょう。
どちらかが当選すれば、当選者の配偶者と21歳未満の未婚のこども(大体のお子様はそうですよね)はグリーンカード取得できます。
私も妻と別々に応募して、私だけが当選しました。そして、妻と小学生3人のこどもも合わせてグリーンカードを取得しています。
応募する際に費用もかかるので、お金を気にする気持ちもありますが、本気で移住を目指すならそのお金は必要経費だと考えましょう。当たるかはわかりませんが、当選する確率を上げられることは全てやるのがオススメです。
高校卒業後で18-20歳の子供がいれば当選確率は3倍に
これは私は使えませんでしたが、該当の方にはぜひおすすめの方法です。
当選者の21歳未満のこどもは自動的にグリーンカードをもらえますが、18-20歳の高校卒業したお子様は個人として別で応募もできるのです。つまり、父、母、こども、の三人で応募できるので確率は3倍になるのです!完全な裏技ですよね。
注意点としては、お子様が21歳になってしまうと親などを家族に含むことができなくなるので、20歳のうちに応募する必要があるようです。
当選時に20歳ではなく、応募時に20歳であれば大丈夫なようですね。大きいお子さんがいる方はぜひこの裏技を使うようにしましょう。
グリーンカード当選倍率は上昇傾向です
グリーンカード抽選のは狭き門だと言われています。実際に過去の倍率を見ると0.5%と当たる気がしませんよね。
しかし、最近の傾向を見ると変わってきているのがわかります。
- 日本人の当選人数とその確率の推移
- DV-2019 -> 376人(倍率0.61%)
- DV-2020 -> 333人(倍率0.56%)
- DV-2021 -> 532人(倍率1.96%)
2020年に当選発表されたDV2021では当選人数は大幅に増え、当選確率が約3倍に伸びています。
さらに、2021年1月にはバイデン政権に変わり、このプログラムの最大適用人数が、55000人から80000人に増えたのです。世界での当選人数の枠が増えるので当然日本人の当選人数も増えると予想できます。
つまり、2%からさらに高くなる可能性もあるのです。0.7%と言われると全然当たらない気がしますが、もし5%くらいの確率になったら当たるような気がしますよね!
今後の当選確率は増えていきます。応募するなら今ですよ!
私の実際のグリーンカード抽選応募から当選後までの経緯はこちら。
グリーンカード当選からアメリカ移住までの全て【経験者は語る】
この記事はグリーンカード抽選に申し込んで当選した私の全てを記録したものです。アメリカ移住を希望する方はぜひ参考にしてみてください。現在も最新情報を更新しています。