外資系企業の就活のインターンシップの重要性【就職に有利?】
外資系企業に新卒で入社する時にはインターンシップが重要になってきています。
海外では昔から行われていたインターンシップですが、日本でも始まってきています。この記事ではインターンシップについてその意味と重要性について解説していきます。
- 就活におけるインターンシップの重要性
- まとめ
この記事を書いている私は外資系歴10年でアメリカ駐在経験もある外資系会社員です。
新卒採用や教育に関わった経験もあります。
就活におけるインターンシップの重要性
就活におけるインターンシップとは
学生が企業に短期間入社して仕事をする、または研修を行うことをインターンシップと言います。
学生側としては企業の社風や仕事内容を実際に感じることができるメリットがあり、企業側としても優秀な学生を判断する重要な要素になる貴重な機会です。
アメリカのインターンシップ
アメリカでは昔からインターンシップが普及しています。学生の多くがどこかの企業にインターンシップを経験します。私もアメリカ駐在した時に多くのインターンの学生を見ました。
夏休みに一ヶ月くらいに実際に仕事を与えられているケースもあり、学生としても知り合いが多くできるので、自分が会社に入った時のイメージを作りやすく良い機会であるように感じました。
また、企業側としても一緒に1ヶ月も働いているとその人の働き方や能力について十分に把握することができます。書類と面接何回かで判断するよりも十分な情報で採用ができるので、優秀な学生候補を知ることができる良い機会です。
もちろん、インターンしている時点では学生なので、実際に採用試験に応募するかどうかはその学生次第でありますが、企業も本当にほしい人材であれば積極的に採用をアプローチすることができます。
日本のインターンシップ
私が見たインターンシップはアメリカのものより短期的なもので、一週間くらいのインターンシップでした。企業の仕事内容を研修で学び、いくつかのワークショップをする形式のものでした。
ランチなどで企業の先輩と話す機会を得たり、社員と実際に話す機会を得ることは学生にとって重要な機会になります。
私が見た学生では、何社かのインターンシップを受けて会社間の文化を比較しているようでした。一回就職してしまうと、他の企業の文化に内部から知る機会はほとんどないので、大切な機会として捉えられます。
インターンシップをすると採用されやすいのか?
インターンシップをした際に、企業からはその学生の評価がされます。仕事をしていない場合でも就業態度や向上心、スキルなどを見られます。そしてその結果は企業の記録として残るのです。
つまり、そこで良い評価を受けていれば就活でかなり有利になります。なぜなら、採用側からすると、もう実際に会って仕事の評価を持っている学生と、何も知らない書類と数回の面接だけの学生とどっちを採用するかと言ったら、間違いなくインターンで評価された学生を採用します。採用リスクが少ないからです。
人事や企業側も面接数回では学生の本当の姿勢や能力は見るのは難しいということは認識しています。だからあらゆる手で、その学生が本当に自社に入って結果を出してくれるか判断するための材料を集めるのです。実際に面接で評価が良かったが仕事が期待通りにできない社員などはやまほどいるのです。
したがって、インターンで実際に実力を知っている学生を採用することは採用リスクを下げる意味で理にかなった判断なのです。
インターンシップの評価に注意
インターンシップは採用に有利になる可能性のある良い就職活動の一部になりますが、諸刃の剣であることも覚えておきましょう。つまり、インターンシップで評価が悪かった学生は逆に採用される可能性が下がるということです。
企業側として考えると、インターンシップで以下のような理由で低評価になった学生については応募されたところで受かることはないでしょう。
- 態度が悪い
- 向上心が見られない
- ただ参加しているだけで興味がない
つまり、結論としてはインターンシップは気を抜かずに常に自分は評価されるということを覚えておきましょう。
まとめ
インターンシップについては以下にまとめます。気を抜かずに高評価を得られるようにしっかりインターンシップをしましょう。
- インターンシップは重要な就活の一部
- インターンシップで高評価を得られれば採用可能性は高まる
- 逆にインターンシップで低評価になったら採用可能性は下がる
- インターンシップには1週間の短期から1ヶ月の長期まである。
- 企業としても学生の能力や態度を評価する良い機会
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