海外勤務希望の人向け、アメリカ駐在する方法3選【外資系より日系が良い】
海外勤務したい人はどの会社に入れば海外駐在しやすいかに興味があると思います。
この記事では海外駐在したい人向けに海外駐在する方法について解説していきます。
- 私が外資系からアメリカ駐在した経緯
- 海外駐在する方法3選
- まとめ
この記事を書いている私は外資系の日本法人からアメリカ駐在した経験がありまます。
私が外資系からアメリカ駐在した経緯
私は3年くらい前に、アメリカ系企業の日本法人からアメリカ本社へ出向し駐在しました。現地では営業担当としてアメリカのローカル企業に営業をしました。
当然相手はアメリカ人で英語で打ち合わせなどをするので相当ハードでした。さらに自分のオフィスも日本人は誰もいませんので、会社で日本語を一言も話さない日もしょっちゅうでした。
そのおかげて自分の英語力もビジネスに関する視野もだいぶ広くなって良い経験をさせてもらいました。私と同様に海外勤務、駐在をしたいと思っている人は多くいると思うので、私の経験を書かせてもらいます。
海外駐在する方法3選
特にアメリカに駐在する方法を想定して解説させていただきます。
1.外資系の日本法人に入社してから海外駐在へ
私がアメリカ駐在をした方法です。私がいた企業はアメリカ本社の会社でしたので、日本法人は子会社になるので、通常は本社に駐在する機会は非常に少ないのですが、特別なプログラムがありました。
アメリカに2-3年駐在して現地のビジネスを学んで戻ってくるというプログラムです。私はそれに選ばれてアメリカに2年駐在しました。
結論から言うと、この方法は海外駐在できる可能性は低いです。
なぜならこの方法は応募人数がそもそも少ないからです。日本法人から一人が数年おきに行くくらいではなかなか確率は上がりません。また、このプログラムが無くなる可能性も考えなければいけません。
私のいた会社も私が駐在プログラムに行った最後の人間になりました。日本の売り上げが下がっていることと、新人の教育(海外研修)などに予算を移したために、海外駐在に行くプログラムはなくなりました。海外駐在したい場合は、外資系の日本法人に入ることは最適な選択肢ではないと思います。
2.日系企業の海外営業から駐在へ
外資系に入るよりは、駐在できる可能性が高いでしょう。駐在だけでなく、海外出張についても、外資系の日本法人にて働くよりも多い機会が得られます。
外資系の日本法人はお客様が日本だけなので、海外に出張する機会も少なく、意外とグローバルに働く機会は少ないのです。自社内で海外とやりとりする機会は多いのですが。
日系企業に入って、営業として英語を磨きましょう。初めから海外営業に配属されることは少ないかもしれませんが、日々の仕事をこなしながら英語の勉強を続ける。そうして海外営業への希望を上司や人事に伝え続けましょう。
自分の希望をアピールし続けることが大切
ずっと言い続けて、英語も勉強していると、そのような若者には会社はチャンスを与えてくれるはずです。時間はかかるかもしれませんが、諦めないでアピールし続けましょう。そして海外営業になったら、自分が最終的に希望する海外駐在のチャンスを狙うのです。
今すでに駐在している先輩がいたら連絡をとりましょう。そしてその人の後釜を狙うのです。本人のご指名を狙うのも可能性が高まる方法です。海外駐在した人は自分の後任を選ぶ必要がありますが、気に入った人を選びたいものです。そこで選ばれるように関係づくりをしておきましょう。
日系の商社から海外駐在へ
このパターンもアメリカ時代に多く見てきました。現地で駐在している日本人の多くが商社マンです。商社は就職でも人気があり、競争が激しいかもしれません。その中でも英語を勉強して海外駐在の希望を出せば可能性は高いと思います。
なぜかと言うとすでに駐在している人がたくさんいるからです。逆にそのように現時点で駐在している人が多い会社が良いです。
駐在はいずれは日本に帰国します。そのため、順番が回ってくるはずだからです。後任を選ぶ時に選ばれるように実績を積み上げていれば海外駐在への道が見えてきます。
海外駐在からローカル転職してしまう人も多い。
海外駐在あるあるとして、駐在してから現地でローカルとして転職してしまう人が多いことも解説しておきます。特にアメリカの話ですが、駐在して数年働いていると日本と違って働きやすいと感じる人が多いものです。私もできれば残りたいと思っていました。
それでも帰国するのが普通ですが、現地のコネクションができると仕事の誘いがくる場合もあるのです。そこで転職をする人も少なくありません。
なぜかというとアメリカに住むビザの問題です。一度駐在を終えて帰国するとビザが無効になります。駐在をしたことがある人ならわかると思いますが、ビザを取るのは本当に大変なことなのです。アメリカに移住したいと思ってもそう簡単にできることではありません。そういう意味で駐在という機会はとても貴重なのです。
その背景から、駐在している時に転職をしてしまえば、継続してアメリカのビザを延長する事ができますし、現地人となる覚悟があればグリーンカード取得も見えてきます。アメリカに住むとそこまでしたくなく魅力があるのです。
まとめ
海外駐在(特にアメリカ)をするための方法は以下です。
- 日系企業の海外営業になってから海外駐在へ
- 海外駐在のいる商社に就職して海外駐在へ
- 外資系日本法人から海外駐在へ(可能性低い)
異動の希望などは出し続けましょう。そして英語を勉強する。これを続けていれば可能性は見えてきます。頑張りましょう。
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