こどものダメなところばかりを指摘していませんか?
こんにちは、ゆきひこです。
親というのは基本的にこどものダメなところを指摘しがちですよね。私もそうです。
ダメなところは人からも良くわかるものです。こどもが何ができていないかは、親にはよく見えます。だからこそ言いたくなってしまいますし、ダメだしをする事は簡単です。
しかし、こども自身も、自分が何が出来ていて何が出来ていないかをわかっている事も多いものです。それなのに、さらに親にダメ出しされると気分を害してやる気が落ちてしまうのは良くある事だと思います。
妻はピアノの教師だったのですが、ピアノを習わせる子の親は全て教えてしまいがちだそうです。どこができていないとか、次は何をやりなさいとか。
親に1番必要なのは、黙って見守ってただ聞いてあげる事です。そして良いところを具体的に褒めてください。
レッスンは先生がしますので、親がレッスンを代わりにする必要はありません。宿題を完璧にこなして、もう全部弾けるようにしてからレッスンにくる親子がいますが、そこまでする必要はないと思います。こどもがやる事を見守っててあげてください。全部完璧にすることを求めていると、こどもは満点しか取れなくなる。満点や花丸が当たり前になると毎回のハードル上がってくる。親もそうなってしまう。95点でくやしがるようにする必要はないと思います。
また、こどもも自分のどこが悪いかはわかりやすいのですが、自分の良いところは見るのが難しいものです。でも、どんな子にも良いところがあります。それを探してあげてください。また、「よくなったね」でなく、もっと具体的に褒めてください。「手の形が良くなったね」とか、「xxの部分がスムーズになったね」など。具体的であればあるほど、うれしいものです。
妻のピアノ経験からの情報でしたが、教育に役立つものと思いましたので書かせていただきました。参考になれば幸いです。