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金融教育に最適なキャッシュフローフォーキッズの徹底レビュー!

教育

キャッシュフローゲームフォーキッズは「金持ち父さん貧乏父さん」で有名なロバートキヨサキがお金の知識をつけるために作ったボードゲーム「キャッシュフロー101」の子供向けに作られたものです。

金持ち父さん貧乏父さんとは起業家であり、教育者であり、投資家でもあるロバートキヨサキによって書かれた本です。全世界で1000万部、日本国内でも100万部以上が売れたベストセラーの本です。お金に対して新しい切り口で説明している本で、不労所得により自由になろうという趣向の本です。

お金持ちで事業を持っている金持ち父さんと実の父の貧乏父さんとの二人の父からお金と生き方を学んだロバートキヨサキが書いた本で、私も大学生の頃に読んだ時には面白くて一気に読んでしまいました。

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

ロバート・キヨサキ/白根 美保子 筑摩書房 2013年11月
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この金持ち父さん貧乏父さんを書いたロバートキヨサキがお金の考え方をみんなにわかりやすく教えたいということで作ったのがキャッシュフローゲームというボードゲームです。

キャッシュフローフォーキッズのメリット

お金について楽しく学べる

一番のメリットは、普通に教えると難しいお金に関して、楽しく学べるという事です。

お金についての教育は学校でされる事がありません。ましてや、資産運用についての話などを子供に教えるのも簡単ではありません。

しかし、このキャッシュフローゲームを一緒にプレイするだけで難しい考え方もシンプルに体感的にこどもでも学ぶことができます。

また、こどもだけでなく、大人も一緒にお金について学ぶことができます。

家族の楽しい時間を過ごせる

家族でボード ゲームをすると楽しいですね。普段仕事をしているお父さんや家事で忙しいお母さんと一緒に集中してゲームをすることはこどもにとってとても嬉しいことです。

わが子もこのゲームを毎回楽しみにしています。

キャッシュフローフォーキッズのデメリット

比較的高価なゲーム

今現在(2020/4月)Amazonをみても、一万円くらいします。モノポリーなどと比べると少し高いのがデメリットです。

しかし、このゲームで学べる、不労所得や資産と負債・キャッシュフローの考え方は他のゲームで学べるものとは違うので、将来のこどものことを考えると買う価値のあるものです。

ルールは親が教える必要がある

キャッシュフローゲームは人生ゲームなどとやり方が違うので、最初は親が進め方を理解してこどもに教えてあげる必要があります。

こどもだけで進めるのも最初は難しいので、親のサポートが必要なことがデメリットになるかもしれません。

キャッシュフローフォーキッズで学べるメッセージ

このゲームで学べることは、不労所得を稼くことが重要であること、また借金をしてはいけないなど、大人でも重要なものばかりです。

  • ラットレースから抜けるには緑(不労所得)を増やさなければいけない
  • 不労所得とは家を買って賃貸に出すか、新規でビジネスを始める
  • 赤(負債)は増やしたらゴールできない。借金は絶対いけない。

キャッシュフローフォーキッズは何歳から遊べる?

キャッシュフローフォーキッズは、大人用のものよりも難易度が下がっているので6才のお子様から遊ぶことができます。

難易度が変わってもこのゲームが教えたい本質的な事についてはこどもでも楽しみながら十分学ぶことができます。

注意しないといけないのが、6歳から遊べるという事で最低限の足し算引き算ができないと本格的な参加が難しいかもしれません。

お金が100ドル、500ドル、1000ドル札になるので、その足し算引き算ができない場合は大人が計算してあげる必要があります。

とは言え、足し算引き算を助けてあげて、やり方を大人が説明をしてあげれば、幼稚園の年長さんでも楽しく遊ぶ事ができます。実際に私の息子は年長でしたが、内容を理解して遊ぶことができていました。

キャッシュフローフォーキッズの進め方

キャッシュフローフォーキッズは人生ゲームのように楽しめるものです。しかし大きな違いがあります。それはサイコロを振って到着したら上がりという決まったゴール地点がないことです。

このゲームは、ラットレースと呼ばれる丸い場所を、サイコロを振った数だけひたすら回っていくのです。ラットレースとはネズミが同じ場所を表していて、その中をぐるぐる回るように人間はみんなお金を稼ぐために同じことをひたすら繰り返している、という様子を示しています。

ゲームではこのラットレースから抜け出す事が目標です。つまり、早くラットレースから抜けた人が勝ちなのです。

では、どうすればラットレースから抜けられるのかというと条件は以下。

  • 緑のコインの数(資産収入、不労所得)が赤のコイン(負債、生活費)を上回る

これを言い換えると、

生活費や借金などを上回る不労所得ができる状態つまり働かなくても生きていける状態がゴール

という事なのです。普段会社で働いて給料をもらって生活している人からすると考え方が全く違うゲームです。なので最初は難しいかもしれません。

私も何回もこどもと遊んでいますが、何回やっても学ぶ事があるとても奥が深いゲームです。資産に関しての考え方を感覚で理解できるので非常に興味深いです。

ラットレースやろう!

わが家のこどもはこのゲームが大好きです。

これは私が三人の子供達とキャッシュフローフォーキッズをプレイした感想です。内容はファイナンシャルリテラシーをつけるものという目的ですが、その難しさは感じることなく、楽しむことができます。

何より、ゲームを楽しむことと同時に、お金についての重要なメッセージを簡単にこどもでも学ぶことができる点が素晴らしいです。

ねえパパ!ラットレースやろうよ!! 

と私に何回も頼んでくるので、いつも楽しく遊んでいます。

キャッシュフローゲームはこどもたちも大好きなゲームになりました。お金の教育にもいいですし、オススメします。

参考までに、大人版のキャッシュフロー101はこちらです。