車検から考えるアメリカと日本の車事情
こんにちは、ゆきひこです。
先日、車検に車を出してきました。
ディーラーでの車検
当日の午前中に預けて夕方に終わるコースで、代車は無し。車のディーラーに安心感を求めて出したのでネットで調べた他のところよりは安くはありませんでした。数万円違うかもしれません。
しかし、今後何か会った時にディーラーの方が安心できるので安心をお金で買った形です。彦してきてから初めての車検だったので、このエリアのディーラーを知っておきたかったというのもあります。また実際のメンテナンスでもメーカ直のディーラーの方がちゃんと見てくれるのではないかという期待がありました。
結果、いろいろな点を修理・交換してもらいました。逆に何もないより安心できますね。この車も5年以上お世話になっているので、何か交換が必要なのは当然と思います。もっと長くお世話になるでしょう。リコールの対応もしてくれました。これはディーラーならでしょうか。
車内の掃除や外観も一応綺麗にしてくれているようで、まだまだこれからも走れそうな感じがして頼もしい限りです。
アメリカの車検
アメリカにいた頃も車を持っていたので、その話をします。
アメリカには車検はありません。
驚きですよね。法律で決められている車検のようなシステムはなく、オーナーが自己責任で管理するシステムなのです。アメリカらしいですね。
定期的にオーナーが自分でチェックに出して、メンテナンスします。日本より車を頻繁につかうので、2年間という長い期間何もしなくて良いということはなく、日本よりも頻繁にメンテナンスしている印象を持ちました。
特に私は寒い方の地域に住んでいたので、そこでは冬に車が止まってしまうと、周りは寒すぎて人が死ぬ事態も想定されるのでメンテナンスは冬前には必須でした。(ちなみに家のセントラルヒータは毎年冬の前に検査が義務づけられていました)
しかし一方で、貧富の差の大きさからの懸念もあります。収入の低い方は古い車を昔から長く使っています。見た感じボロすぎる見た目で走っている車もあり、メンテナンスされているのか不明な車もいっぱいありました。車検というシステムがないので、逆にメンテナンスしなくても走れてしまうのです。こう考えると怖いですね。
日本帰国後に車を持つかどうか
車の話でいうと、アメリカから帰国した日本人家族が、日本で車を購入しない例も増えているといいます。アメリカでは車は必須だったのにも関わらず、日本の都市部に住むのに車はいらないという判断でしょう。都市部なら車無しで公共機関だけで生活することは可能だと思います。
それよりも車を持つことのコストアップが大きいですよね。車を持つローンや駐車場などの費用も毎月かかってくるので、車が好きな人でなければ生活費の確保のために削減したら大きい費用である事も理解できます。
しかし、それも家族構成や行動範囲によります。
私のようにこどもが三人いる家庭では車がないと厳しいです。なぜなら電車に乗ることが非常に迷惑になるからです。特に日本は騒いでいる子に厳しいし、私も迷惑をかけないようにということで非常に気を使うことになります。そのため、電車にはできるだけ乗りたくないと思います。またショッピングモールのようなファミリー向けの施設は車で行くのが便利である事が多いのもあります。
日本は電車やバスなどの公共期間での子供に厳しすぎますよね。アメリカでは子供がいるとだいたいの人が微笑んでくれるので良い気持ちになります。ここも治って欲しいと思うところです。
また妻は車の運転が好きですが。私は特に好きでありません。そのような好みで車を持ちたい人と持たない人がいても良いと思います。昔は車を持つ事がステータスだったと思いますが、今はそうではないですね。高級車を持つ事で自慢したい気持ちはわかるのですがが、人生の目標のためには人に見せるための車のために使うお金は今はないと考えています。
というように、日本とアメリカでは事情が違うのですが、各自が何を優先するかだと思います。
以上、読んでいただき、ありがとうございました。
ゆきひこ