アメリカ駐在のランチとディナーと日本の飲み会の違い
アメリカでのランチとディナーが日本の飲み会とどう違うのか、疑問に思いませんか?
外資系企業の本拠地のアメリカで2年駐在した私が解説します。
アメリカのランチとディナー
アメリカのビジネスではランチが基本
アメリカでは仕事関係ではランチに話をするのが基本です。あまり会社の仲間やお客様と夜に飲みに行く事はありません。
ビジネスの話でもプライベートの話でも基本はランチで話をします。特にお酒がなくてもストレートな話ができるので家族との時間を重要視するアメリカ人にとってはランチは重要な時間になります。
アメリカ人のディナー
では、ディナーの飲み会がないのかというと位置付けが違うのです。家族がいる人は、会社の送別会や特別なイベントしか参加しません。あとは基本的に家族で過ごすのです。
ただ、独身の若者に関してはみんなでバーなどに行ったり、プライベートでも一緒に遊んでいます。これは日本と同じですね。
ただ、飲み会という感じではなく、一緒に遊んでいるなかでビールも飲んでいる感じだろうか。カジノに行ったり、バーや近くのイベントに参加したりしているようです。
一度、若者と地元のお祭りみたいなイベントに参加した事があります。
今の会社を辞めた元同僚や、その彼女とか普段つるんでいる若者がたくさん来て飲んで楽しみました。
ドラマなどでは危険なパーティーをやっているイメージもあるがほとんどの飲み会は危険ではないと思います。(もちろん、地域による違いはある。)
日本の飲み会について
日本の飲み会
アメリカに比べて日本の飲み会は、多くが居酒屋の飲み会ですよね。
昼間のランチなどでも話はするのでしょうが、日本人は酒が入っているときにしか本音を言わないなど、本当のコミュニケーションには飲み会が必要です。
接待がほぼ全てディナーになってしまうのは、文化的にオープンな国民性ではないからですね。
また特に年配の方の習慣として、仕事終わってからの一杯がまだまだあるので、飲み会が好きな人は週に何回も参加しています。場合によっては家族のいる人も飲み会に参加しているケースも多いと思います。
アメリカでは家族を残して飲み会にいく事はほぼありません。最初は私も驚きましたが、奥さんや子供などの家族も会社のディナーに参加することも多いのです。
日本の飲み会の費用対効果について所感
私もアメリカに行く前は日本で飲み会は出来るだけ参加していました。なぜなら、それが職場の関係性をスムーズにするのに必要だからです。
実際に飲んで仲良くなった人とは仕事でも働きやすくなります。しかし、アメリカ駐在を終えてからは限定した飲み会にだけ参加する事にしています。
家族を重視する習慣がついたからです。
飲み会に参加するかどうか考えるべきは、自分は何のために飲むのかだと思います。
自分の時間や健康は1番大事な資本です。流れに任せるのではなく、何を自分は優先するかを考える事を意識した方が良いと思います。
アメリカ駐在に必要な英語レベルについて記事がありますので、参考にどうぞ。
また、アメリカ駐在に向けて英会話スクールを選ぶ際にはこちらの記事を参考にしてください。
以上、読んでいただきありがとうございました。