金融教育(マネー教育)向けにオススメの本レビュー【池上彰のはじめてのお金の教科書】
金融教育(マネー教育)向けの本を購入しようと思っているけど、どの本が良いか探していませんか?
今回は、池上彰のはじめてのお金の教科書という本の解説をしたいと思います。
この記事を参考にして購入を考えていただければと思います。
目次
- どんな人に最適な本か
- この本の対象年齢
- この本から学べるお金の知識
- この本のメリットまとめ
- この本のデメリットまとめ
どんな人に最適な本か
この本を買うのに最適な方は、以下のような方です。
- 子供向けに広い範囲のお金の勉強をしてあげたい
- 親子で一緒に勉強したい
- わかりやすく、お金に関する面白知識まで知りたい
この本は池上彰さんが小学生向けのお金の特別授業を行なったものがベースとなっています。難しい内容も、とてもわかりやすく書いてあるのが特長です。
マンガも挿絵として多く入っており、難しい内容も理解しやすいように工夫がされています。
注意としては、こどもが一人で読める本では無いということです。わかりやすくはなっていますが、基本的には親が一緒に見て説明してあげることが必要です。
この本の対象年齢
小学生向けです
小学生であれば低学年でも高学年でも大丈夫です。中学生以上であれば一人で読み進めることも可能です。
しかし、この本の本来の使い方としては小学生くらいのお子様に親が一緒に読んで教えてあげるのがベストです。
大人が読んでも大丈夫?
大人が読んでも面白い内容です。豆知識も入っていますし、お金の知識全般についてわかりやすく解説されているので、大人が金融の常識を学びたいという場合にも良い本です。
学べるお金の知識
わかりやすく、お金の知識全般を広く網羅しているのがこの本の特徴です。
ニュースで出てくる円高・円安、格差社会、などいろいろな言葉も説明してくれます。
- お金の種類
- お金の歴史
- お金の使い方
- モノの値段
- クレジットカード
- 銀行の役割
- 保険の仕組み
- お金の稼ぎ方、増やし方
- 貯蓄と投資
- 為替の仕組み
- 税金の仕組み
- 景気、インフレ・デフレ
- 格差社会
この本のメリットまとめ
小学生に最適な難易度
小学生のお子様にお金の教育をしてあげたい。そう思った時に最初に選ぶべき本です。
池上彰さんなので、難しい内容をわかりやすく説明しています。お金に関する内容は難しいこともありますが、小学生向けにできるだけ簡単な言葉で説明されているので
お子様も楽しく学ぶことができます。
幅広い知識がつけられる
お金に関する全般的な知識が網羅されています。お金の使い方や歴史に止まらず、ニュースで出てくるような経済の内容も含まれています。
それでいて、小難しくなくなっているところがこの本の素晴らしいところです。
親子で楽しめる
親子で話をしながら一緒に勉強するお金の教科書です。お金の知識を親も一緒に勉強できるので、楽しく親子での会話ができると思います。
大人でも知らない豆知識も多いので、大人でも楽しむことができます。
この本のデメリットまとめ
こども一人ではできない
内容はわかりやすくなっているとはいえ、こどもが一人でこの本を読んで勉強することは難しいです。
親がやり方を教えながら一緒に話をするのが良いです。親の勉強にもなります。
こどもに一人でお金の勉強をさせたいなら他の本が良いと思います。
正直、バランスの良い本なので、デメリットはあまり見当たりません。
マネー教育専門家の私からも、ぜひオススメする本です。
以上、読んでいただきありがとうございました。