外資系転職の前に知るべき、外資系あるある5選
外資系あるあるを知りたくありませんか?特徴ある外資系ですが、働いてみるとよくある話がたくさんあります。
この記事は外資系で特徴的なあるあるネタを解説しています。
外資系あるある5選
ルー大柴ばりのカタカナ英語
外資系で良く聞くカタカナ英語の代表的な言葉を10個並べてみました。
あなたは、いくつわかりますか?
- バジェットはいくら?
- フォーキャストは入手した?
- コンセンサスは取れているか確認
- リスケお願い!
- ストラテジーを考えてくれ
- 日程はフィックスした
- 自分でリードしないと
- ビジネスをドライブして
- レベニューをマキシマイズしてください
- すぐエスカレーションして。
外資系で働いていないなら、こういう言葉を理解する必要はありません。外資系企業に入ったらわかるようになりますので。
日本語なのに、このカタカナ英語が入ってくる人が多いんですよね。それも英語で話せる人が日本語に英語を混ざっているというよりは英語だけになるとそんなに話せない人がカタカナ英語が混ざっている場合が多い印象です。
でも、一部の言葉は日本語での代替が無いものもあり、英語をそのまま使うものもあります。エスカレーションとかは日本語ではあまり無い表現ですよね。あとは、日本語に置き換えられるのに英語を使っているような言葉です。
三文字熟語
また、近い言葉で、外資系では、英語の三文字熟語が多いです。
PKOとか、NCGとか、NPR、SOPとか。
一般的に使われる言葉ならどの会社に言っても通じるのですが、その会社だけで作られた言葉が多く、外資系に転職した時はわけわからない三文字単語にたくさん出会います。
この言葉は結構重要な言葉が多いので、外資系企業に転職したらすぐに意味を聞いて理解に努めましょう。そうしないと、社内の会話についていけないので、注意です。
英語ができない人も多い
外資系に入る前は、外資系企業で働いている人はみんな帰国子女のようにペラペラなのかと想像していました。しかし、実際は全然そうではありません。
よく英語が話せる人でも日本人なのでネイティブのように話せる人は一握りです。ほとんどの人が日本語訛りのある英語をなんとか話しているような状況だと思います。
特に海外の本社とやりとりが少ない人は、英語はメールのやり取りが多く、実際に話す力はなくても外資系で働けることも多いのです。
英語が話せないという人もそれで外資系を諦める必要はなく、メールで英語ができるようになれば仕事の能力次第で外資系に転職できる可能性は大いにあります。
しかし、昇進したいとか、海外の人とコミュニケーションが多く必要な部署の人は英語の会話力が必要になります。でも、転職後から勉強しても良いので今英語ができないからと行って諦める必要は全くないと思います。
休み(有給)取りやすい
外資系に入って驚いたことの一つが、休み(有給)の取りやすさです。日本企業では休みを取ると周りの空気を読まなければいけない雰囲気があったりしますが、外資系は休みを取ると申請したら通るのが普通です。
そしてみんなそれを何とも思っていません。なぜなら、みんな休みを普通に取るからです。家族の用事で休みを取るなんて当たり前です。それを止められることはありません。
しかし、注意が必要なのは、休んでいることで自分の仕事が止まっているのは許されないということです。休むのは自由なのですが、自分の仕事の結果は管理する必要があるというのが外資系の常識です。
長期の休みを取る時には同僚に何か仕事を頼んでおくとか、上司に頼むとか、自分で休み中も最低限のメールを見るとか。方法はなんでも良いのですが、仕事が進まないのはよろしくありません。
自分の仕事を放り投げて仕事の結果が出ていない場合は、管理能力がないとして評価が下がります。すべて自分の責任ということですね。しかし、少なくとも休みを取ることで何か後ろめたい気持ちになることはありません。
とにかく辞めていく人が多い
外資系は転職して入ってくる人も多いですし、転職して離れていく人も多いのです。これは外資系では普通なことなのです。私が日系企業にいた10年くらい前は転職するなんて人はほとんどいなかったので、とても注目されましたし、「なんで?」と思われることも多かったです。
ところが、外資系では会社を辞める連絡が頻繁に入ります。外資系に転職して最初の何回かは人が辞めることに驚きましたが、それも続いていくと慣れてくるのが人間です。今月はあの人辞めたんだ、知らない間にあの人がいなくなってた、なんてよく起こることなのです。
本社の人間も同じ状況なので、昨日まで具体的な仕事のやり取りをしていた人が突然メールの自動返信が返ってきて「もう辞めました」みたいなパターンもあるのです。これは慣れるしかないですね。
でもやはり人間なので、長く一緒に仕事していいた人が辞めるのは悲しいことです。しかし、外資系では転職しても同じ業界の違う会社に移ることも多く、その場合はまた飲み会であったりとかすることもできて関係性が会社外まで繋がることも多いです。
以前は同じ会社にいたけど、今はいろんな会社に点々としているということも少なくありません。そういう意味では、その会社より広い繋がりができるというメリットも外資系ならではですね。
給料が年俸制(補助は少なく、年俸に全部含まれている)
外資系は年俸制が多いです。それを12で割って毎月の給料としてもらえます。そしてボーナスはインセンティブと呼ばれ、私のような営業職ではよくある形態ですが、ボーナスが業績に連動します。
つまり、自分の担当のビジネスが伸びている場合にボーナスが出るという形です。逆に自分のお客様のビジネスが落ちていると最悪ボーナスゼロになります。
また、基本給とインセンティブのバランスは会社や職種によって違います。基本給が高いと安定して毎月の給与が高くもらえますが、業績連動は少なくなります。インセンティブの割合が高いと年収が業績で大きく変わります。
インセンティブが5割とかだとしたら、年収が標準の50%から150%まで動くということです。なかなか安定しなくて怖いと思うか、自分の結果次第で大きく増やせると思うかはあなた次第です。野心のある人はインセンティブの比率が高い方が稼げると思います。
外資系の補助関係は少ないことが多く、高い給料に含まれていると考えることができます。日系では給与が低くてもそれに補助がたくさんつくので、外資系の年俸と比べても実はあまり変わらないというケースもあるかもしれません。日系企業で働いている人は自分の補助も含めた金額で外資系の転職先の給与と比べましょう。
まとめ
外資系あるあるはどうだったでしょうか? イメージ通りのことあればそうでないこともあったかもしれません。
いずれにしろ慣れれば快適に仕事ができる環境ではあると思うので、私は外資系はオススメです。外資系から日系に戻る人が少ないのは快適な環境が理由だと思っています。
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