Yukihiko Blog Written by Yukihiko

読み聞かせのメリットって?こどもに毎日読み聞かせを続けている私が語る。

教育

わが家では、こどもの寝る前に毎日本の読み聞かせを行なっています。これはもう3年以上も続けた習慣です。特別な時以外は欠かしたことがありません。では読み聞かせのメリットってなんでしょうか?

私が読み聞かせに使っている本は、画像にある「頭のいい子を育てるおはなし366」という本で長女が3才になった時に誕生日プレゼントとして買った本です。

購入したのはもう7年前になりますが、その時から読み聞かせを続けているわけではありません。当時は昼間に読んであげる時もあれば、全く読まない期間もある、という感じでした。なんとなく読みたい時に読んでいたのです。

しかし、3年前くらいにまた読んで見た所、こども全員がなんとなく理解できるようになったからか、「パパ、本をもっと読んで〜」としつこく言うようになったのです。そう言われるとやる気がでてきてしまうのがパパです。

そこからは、毎日こどもが寝る前に1話ずつ読んでいます。366話も全部読んでしまっていますが、一周すると忘れてしまうので、何周も続けています。

では、読み聞かせにはどのような効果があるかを解説していきます。

  • 想像力がつく
  • 短期記憶力がつく
  • 文章理解力がつく
  • 表現力/語彙力がつく
  • パパのランクが上がる

想像力がつく

私が本を読んでいる時に子供達はだまって集中して話を聞いています。そうして私が読んでいる内容を理解するのと同時に、どのような場所にどんな人物がいるのか、風景はどんな感じか、などと想像しています。

これがまさに想像力だと思います。彼らは聞こえてくる物語に自分で映像を考えて物語を頭の中で作っているのです。誰でも、本を読んでいる時や物語を聞いていると自然と想像してしまいますよね。それが想像力です。とても大切です。

なにより、物語を想像することって楽しいですよね。こどももいつもそれが楽しいから読んで欲しいと言ってくるのだと思います。

想像力は生きていく中でとても大切な能力です。例えば、次に何が起こるかを想像できないと先が読めない人になりますよね。仕事をするにも生活するにも先読み能力は必要です。そしてそれは想像力の有無に関係します。

また、自分がなりたいものを想像したり、人が何を考えているかを想像する。そのような能力がある子の方が豊かな人生を過ごせるようになります。

短期記憶力がつく

話を聞いて理解するには、一度記憶する必要があります。聞いた内容を頭に記憶して想像する。それを行うには聞いた事を短期的に記憶する力が必要になるのです。子供の学力で重要視する能力の一つだと思います。

短期的に頭の中に記憶する力は、生活でも勉強でも必要になる大切な能力です。例えば、自分の周りで起こった事を覚えておけないと困りますよね。言われた事を覚えておく、生活で必要な能力です。勉強でも学んだ事を理解するには、記憶する能力が必要になります。

この記憶力を鍛えるために、私は毎日の読み聞かせの最後に質問をするようにしています。「今日の話で登場したのは誰と誰?」「なんて名前の人がいた?」。このような簡単な質問でも、長い話を聞いた後で詳細まで覚えるのは意外と大変なようです。小学4年の長女はよく理解して覚えているのですが、小2の次女と小1の長男はまだ覚えて内容を理解して回答するのはまだ難しそうです。でも少しづつできるようになっています。

このように、日々成長が見られるのがとても嬉しいことです。前は全然内容が理解できなかったのが、時間が経つとわかるようになるのです。

読み聞かせは一回きりの作業ではありません。毎日継続する事で効果がいつのまにか出てくる。そういう教育だと思います。

文章理解力がつく

文章を聞き取るというのは難しい作業です。文字を見ながら文章を理解することも簡単ではありませんが、読み聞かせでは頭の中で覚えながら文章を理解していく必要があります。

どのような文章の構造になっているのか、これは誰が何を言っているのか、誰が話した後に誰が話したのか、そのような事を考える必要があるのです。文章がどのようになっているかを理解できないと物語を理解できません。

私が読み聞かせに使っている本には、いろんな時代や国の話がありますので、話の内容も書き方も全部違います。そのため、様々は内容が理解できるようになるのです。

そのようにたくさんの種類の話を日本語で理解することで文章の理解度は上がっていきます。

表現力・語彙力がつく

毎回読み聞かせをするたびに、わからない単語や熟語などが出てきます。簡単なイソップ童話のような話であれば簡単に理解できるのですが、昔の時代の話や海外の話などは難しい表現が出てくることがあります。

その度に意味を教えるのですが、その物語の場面に合わせて単語の意味を理解することで、意味が覚えやすくなります。国語でドリルなどで単語を記憶させるより自然に内容が入ってくるので、続けていくと表現や語彙力がとてもついていきます。

まだ昔の古い文章のような物語に出てくる表現や単語などは理解が難しいことがありますが、普通の物語に出てくる言葉や表現についてはよく理解できるようになっています。

単語の理解力は読み聞かせによってどんどん向上していると感じます。

パパのランクが上がる

個人的には一番嬉しいことです。

わが家では私がこどもが寝る前に本の読み聞かせをしていますが、本を読んでもらうのは相当嬉しいようで、毎日楽しみにしています。悪い子には本を読まないよ!と言うと言う事を結構聞いてくれます笑

私の妻は読み聞かせは面倒ということでやらないので、パパだけが本を読んでくれるということでパパのランクがアップしています。こどもに楽しみにしてもらうことはとても嬉しいことです。

読み聞かせを毎日続けるモチベーションはこどもに喜んでもらえる事、これ以上のものはありません。

あなたも今日から読み聞かせを始めてみませんか?