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外資系メーカ営業職の1日ルーティンを教えます【自己管理を徹底】

外資系

外資系営業職の会社員が通常どのように働いているのか興味ありませんか?
基本的な1日を例に、どのように過ごすのか、ルーティンを解説します。

外資系営業職の1日


外資系と言えばどんなイメージを持っているでしょうか?超忙しくて終電帰りで朝は始発でお金はすごい稼いでいる?そう思う方もいるかもしれません。おそらくそれは外資系金融やコンサル業界の人のイメージが強いかもしれません。

私は外資系とは言ってもメーカ勤務なので、働き方としては日系メーカと近い働き方だと思います。しかし外資系ならではのこともたくさんあるので、以下に説明します。興味ある方の参考になれば幸いです。

朝起床から会社まで

朝起きるのは人によって時間は違うと思いますが、外資系では前日の夜中に電話会議が入っていたりすると、次の日の朝は早起きが厳しいので遅く起きることもあります。その辺は柔軟に対応してくれます。

逆に朝早くに電話会議が入っている場合は家で参加しても特に何を言われることはありません。オフィスに来る時間はフレックスのことも多いですし、仕事ができるならどこで仕事しても良いという感じですね。必ずオフィスに来なさい!というような無理な要求を受けたことはありません。

午前中のオフィス

朝早く8時前にオフィスに来る人もいますし、10時前ギリギリに来る遅い人もいます。特にその事を言われることはあまりありません。若い新人がただ寝坊した場合は言われる可能性はありますが、電話会議の予定もバラバラですし、時間の管理などは自己責任という雰囲気が漂っています。

私は朝早く行く派です。これはアメリカでついた習慣なのですが、オフィスに朝一番に行くと誰もいないですし自分の集中力も高まっているので効率よく仕事が捗るためです。

特にアメリカ人は朝早く来て、夕方3時くらいに帰ってしまう人も多いので、私もそれを習慣にしていました。朝はこどもと共に起きる必要がありますし、夕方早く帰って家族とご飯を食べる方が生活として良いと思っていたからです。

通常、10時くらいから社内の打ち合わせが入ります。そこで日本法人のメンバーにて情報共有をしたり、今後の戦略を考えたり、問題解決の方法を相談したりします。

月曜日の1on1

外資系で一般的かはわかりませんが、一部の会社では毎週上司との1on1ミーティングがあります。1on1(ワンオンワン)ミーティングとは文字通り上司との一対一の打ち合わせです。

詳細は以下の記事に書いていますが、上司とのコミュニーケーションや日々の仕事の進捗確認の目的でよく機能していたと思います。

昼のランチ

お昼になったらみんなで近くにランチを食べに行くことも多いですが、午後にお客様での打ち合わせがある場合はお客様の近くでランチを取ることも多いです。お客様の最寄りの駅の近くのレストランは営業担当なら詳しくなるのも当然ですね。

午後の打ち合わせ

お客様との打ち合わせがあります。今では訪問しないでWeb会議も多いですが、通常はお客様に訪問して話をすることがほとんどです。1件だけでは往復の時間がもったいないので、できるだけ複数の打ち合わせを設定します。午後に3-4件入れればベストですが、それでも集中して話続けていると結構疲れます。

夕方

打ち合わせが完了したら報告書を書きます。全てその日中に書くことは義務ではありませんが、できる人ほどスピーディーに報告書を共有しています。重要な内容であるほど、タイムリーな共有が必要になります。詳しくないまとめコメントでも良いので関係者には情報シェアしましょう。

外資系の仕事上の利点

外資系の特徴として、夕方に海外にメールで依頼しておけば次の日の朝にアップデートが手に入る可能性があります。日本人はみんな夜休みますが、海外では日本の夜に働いている人もたくさんいます。

これが時差を利用したグローバル企業の効率の良さです。その日に持ち帰ったアクションアイテムなどは夜までに海外の製品部に共有・依頼をしておくことで次の日の朝にその結果が得られる可能性があります。そのスピードにお客様の評価も上がることでしょう。

帰宅時間は早く

多くの日は帰宅は6-7時くらいでした。超多忙な外資系金融やコンサルはもっと遅くまで働いていると思いますが、私のような外資系メーカの営業担当は大きな問題がない限りはこれくらいの時間に帰宅することができます。

特に私は、家族とディナーを取る習慣を重要視しているのでこのように生活をしています。アメリカ人は家でのディナーを家族とすごすために早く上がって帰る人が多いです。しかし、仕事はここで終わりとは限りません。

夜の電話会議が入ることも

9-11時くらいにアメリカが起き始めますので、電話会議が予定されることもあります。

私は可能な限り朝に電話会議を入れていましたが、緊急を要する時はアメリカ人を捕まえやすい朝に電話をしたりしていました。先ほど書いた通り、アメリカ人は朝早いので朝の方が捕まります。

まとめ


外資系メーカの1日のルーティンを解説しました。これが何も緊急の問題がない時のスケジュールですが、大きな問題が発生したりするともっと忙しくなります。

製品部と繋がる朝と夜の電話会議がどんどん増えますし、管理職の人になると30分刻みで会議や電話が入っている人も多かったです。

自分のスケジュールは自分で管理するというのが外資系会社員に要求される事です。仕事で結果を出せるのであれば他の人は何も言ってきません。結果のために効率良い働き方をしましょう。

外資系転職のオススメエージェントについては以下の記事で紹介していますので、参考にどうぞ。