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経験者からの外資系転職を検討している20代への5つのアドバイス【失敗・後悔しないために】

外資系

20代で日本企業で働いているあなた、外資系企業転職に興味がありませんか。実際に20代で日系企業から外資系に転職した私が外資系転職についてアドバイスします。

人生を考える上で参考になると思いますので、ぜひ読んでみてください。

  1. 私の経歴
  2. 外資系転職を考える20代の方への5つのアドバイス
  3. まとめ

私の経歴

私は今37歳で外資系歴は10年になります。新卒から日本企業へ就職し、数年働きました。しかし、当時リーマンショックの影響で景気が悪く私のいた日本企業はリストラをする代わりに従業員の給料をどんどん下げていきました。

それに伴って5年以上働いたにも関わらず新卒時の給与と同じ水準になってしまっていました。時を同じくして結婚後に子供も生まれていたので、このままでは家族を養っていくことができないと、転職を検討することに決めました。

それから約10年外資系企業で働いてきて、いろいろ経験したことがあります。当時の私が欲しかったようなアドバイスをしたいと思います。同じような境遇の方に伝わって役だってくれればこれ以上嬉しいことはありません。

外資系転職を考える20代の方への5つのアドバイス

とにかく英語を勉強しましょう

外資系といえば英語です。英語を勉強してください。英会話、英語のタイピング、英語の文章を読むこと、全てが必要になりますし役に立ちます。外資系に入ったからには、日本人以外の人と一緒に仕事をするのが醍醐味です。グローバルな環境で快適に働くにはある程度の英語能力が必要です。

グローバル化で、サラリーマンには英語が必須になると言われて十数年経ちますが、現場の日本人の英語力はまだ低いままです。海外の英語が第二言語の人(ヨーロッパや中国など)と比べると日本人の英語力は劣っているのを肌で感じています。でもそれは考え方を変えるとあなたが英語力をつければ差別化ができるということです。

私は外資系経験が長く、アメリカ駐在経験がありますが、転職の求人が勝手にどんどんくるような状況です。これは英語でグローバルに働ける人材がまだ不足している証拠だと思っています。もし、みんなが英語で仕事ができるようになっていれば、それが当たり前なので求人はそんなにこないはずだからです。

理解して欲しいのは私はこれを自慢したいわけではなく、外資系を目指すあなたには英語力をつけて欲しいと心から思っているということです。それが将来のあなたの価値を上げ、どの会社で働くことも可能になり、それは結果的にあなたの人生を安定させることになります。英語は勉強しましょう。

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できるだけ多く海外の経験をしましょう

海外に行くチャンスがあったら若いうちにどんどん行きましょう。今はストリートビューでも海外が見れますし、ググれば海外のことが何でもわかる状況ではありますが、自分が行ってみて直接感じること、経験することとは全く違います。

海外の人とのコミュニケーションはどれくらい難しいか・または意外と簡単と思うか。日本人と海外の人はどんな考え方が違うのか。そのようなことは勉強しても身につくことではありません。

旅行でもいいですし、仕事で海外に行けるチャンスがあるのであればぜひ手を上げましょう。若いうちは体力的にも無理ができますので、海外の経験は無理してでも買った方が良いと思います。

*これを書いている時点2020/6月ではコロナウイルスの影響で海外行くのはオススメはしていません。世の中が戻ったらぜひ海外に行ってみてください!

日本企業の経験は武器になります

意外と思うかもしれませんが、外資系が中途であなたを雇う理由は日本企業で働いた経験があるからです。つまり、その外資系が必要な能力があることが転職には必要なのです。

英語は入社してからいくらでも学べると企業は考えています、でも新卒から数年働いた経験は外資系企業としては魅力になるのです。いや、それを魅力にさせる経験を今の企業でつける必要があるという言い方のが正しいかもしれません。

今の会社で学んだことをリストアップしてみましょう。その経験を必要としている外資系企業を探して転職するのです。現時点で自信を持って履歴書に書けないなら今の会社で経験をもっと積んで履歴書作りをするのも一つの選択肢です。

覚えておいて欲しいのは、日本企業から外資系に転職する人は山ほどいて、新卒から日本企業で働いた経験というのは外資系企業としては魅力に映るということです。自分を磨きましょう。

自分の得意分野を見つけましょう

日本企業の経験が武器になるという話をしましたが、外資系もその企業によって必要とされる能力が異なります。つまり、自分の得意分野を徹底的に強みにすることで転職候補の会社からあなたが魅力に見えることになります。

なんとなく雑務全般を5年やってきました、という人は魅力ゼロです。それよりは、xxの分野のソフトウェア開発を5年経験してきたのでooの開発をサポートできます、と書いてある人の方が圧倒的に転職しやすいでしょう。なぜなら得意分野が明確化されているからです。

あなたの経験の中で企業にアピールできることは何ですか。無いなら今から作りましょう。履歴書にかけるような業務をやらせてもらう、または自分のやっている事でアピールできることを探す。何にしても自分の得意なことを明確化して企業にアピールすることが転職でうまくいくコツです。

市場での自分の価値を確かめましょう

20代の方であれば、新卒から一つの会社で働いているのが普通だと思います。その場合に、少しずつ会社の中のルールに慣れていくため世の中の自分の価値がわからなくなってくると思います。

社内では仕事ができないと評価されているが、他の会社だったらどうなのか。逆に今の会社ではエリートコースで結果を出しているけど、他の会社ならもっとすごい奴がいるんじゃないか。社外の知り合いを作るのも簡単ではありませんし、友達がいたとしてもどちらが仕事ができるかなんてわかりませんよね。

その場合の手取り早い方法は転職サイトに登録することです。登録するだけなら無料ですし、彼らは転職を成功させたら報酬をもらえるので、一生懸命案件を紹介してくれます。

ポイントは、別に実際に転職する必要は無いということです。自分の市場価値を確かめるのが目的です。例えば、同業他社の求人に応募をぜひしてください!とエージェントが言ったらあなたの経験は価値があるということです。なぜなら、転職エージェントはあなたの転職が成功しないとお金がもらえないので、成功する確率が高い求人を紹介してくるからです。

つまり、その場合はあなたがその求人に受かる可能性は高いとみているのです。よって、あなたの能力は転職市場で認められているということがわかります。

逆にあなたに会う案件は無いですね、と言われてしまったらあなたの市場価値は低いということです。現段階の市場価値がどうであれ、今後改善していけば良い話です。大切なのは自分の市場価値を知ること。それで自分が価値があると分かれば今の会社で続けても良いのです。まずは転職エージェントにて市場価値を確かめてみましょう。

まとめ

私の経験を振り返ると、転職は怖かったです。恐怖でした。一歩踏み出すのが怖い気持ちはよくわかります。私は2回転職経験がありますが、会社の人に辞める事を言い出すのは相当緊張しました。

しかし、転職で後悔したことはありません。行動した結果の後悔はないです。今できるわずかな一歩から始めることをオススメします。

最初の一歩として、転職エージェントに登録してみてはどうでしょうか。会社にはまずバレませんし、自分の中で考えるだけなので安心して大丈夫ですよ。

まずは行動を取らないと何も始まりません。ぜひ一歩を踏み出してみてください。

私の経験からの外資系転職へのアドバイスでした。自分の市場価値を確かめて、アピールできる経験を積み重ねて行きましょう。そうすれば外資系でバリバリ働く高給の生活に近づきますよ。頑張ってください。

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