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マネー教育専門家がオススメする金融教育勉強法5選【こども向け】

教育

こどもにお金の教育をしてあげたいけど、何をしたら良いかわからないと思っていませんか?金融教育は学校で教えてもらえません。家庭で行う必要があります。

しかし、お金の教育についての情報は少なく、何をしたら良いかわからない人が多いのが実情です。この記事では、こども向けのオススメの金融教育勉強法を解説します。

  1. 金融教育はなぜ必要か?
  2. オススメの金融教育勉強法5選

私はマネー教育専門家として活動しており、こどもの金融教育の普及活動をしています。このブログでは数多くのこども向けのお金の授業を掲載しております。

金融教育はなぜ必要か?

お金の教育は家庭で行う必要がある

こどもにお金の知識をつけてあげたいなら、家庭で親がお金の教育を行う必要があります。なぜなら、お金の教育の大切さは、誰もが認識しているにも関わらず、現在の義務教育ではお金の勉強は教えてくれないからです。

実際に、学校での義務教育のお金の教育についてとった公式アンケートによると、小学校で行うお金の教育については一部の家庭科や生活などで年間1時間くらい話をするだけなのです。そして、先生たちもお金の教育の必要性を感じているにも関わらず、実際にお金の教育に割く時間はないと回答しています。問題点として教育の知識不足や教材不足が指摘されています。

お金の教育をするメリット

お金の教育をする事でのメリットはたくさんあります。例えば、お金の知識をつける事で、大人になってからのお金の失敗を避けることができます。また、お金の知識があれば必要以上に将来に不安を感じることがなくなります。

お金のトラブルの例では、詐欺があります。数年前から流行っているオレオレ詐欺やワンクリック詐欺、そして近年急増しているのが若者をターゲットにした投資詐欺。このような問題に適切に対処するため、お金の知識は必須になります。

そして、年金のシステムの崩壊など、お金に関する不安は増すばかりです。お金の知識はもはな生きるのに必須の知識となっているのです。今でさえこの状態なので、こどもたちの時代にはさらにお金の知識の必要性は大きくなっているでしょう。

こどもたちの将来のために、お金の知識をつけてあげましょう。

参考までに、金融教育のメリットについてはこちらでも書いています。

オススメの金融教育勉強法5選

1.お金の教育セミナーへ参加

お金の教育をするには、セミナーへの参加が一番効果的です。

なぜなら、こどもは実際に体験を通じて行うことが一番記憶に残るからです。そして、教師はお金の知識をもったプロなので、正しい知識をつけた人が教えてくれるからです。

特にこどものマネー教育を専門にしている「マネーキッズスクール」はオススメです。
マネーキッズスクールはこちら

以下の動画もキッズマネースクールの活動を知るのに参考になります。
キッズマネースクール説明動画- youtube

2.ボードゲームで家族で楽しく勉強

家庭で楽しめるボードゲームの中でも金融教育に役立つものがありますので紹介します。

キャッシュフローフォーキッズ

キャッシュフローフォーキッズは金持ち父さん貧乏父さんで有名なロバートキヨサキが、こどもの金融教育向けに作ったボードゲームです。
遊びながら楽しく、お金の計算や資産や負債の考え方をつけることができます。小学生低~中学年向けです。

このゲームを遊ぶ中で体験として借金をすることはいけないこと・また資産を集めて不労所得を増やしていくというプロセスを学ぶことができます。小さい子には教えるのが難しい内容がゲームをするだけで身に着けることができます。

実際に、わが家ではキャッシュフローゲームをプレイして楽しんでいます。こどもはとても楽しくゲームで遊んでいます。

こちらのリンクも参考にしてみてください。

モノポリージュニア

モノポリージュニアは世界的に有名なボードゲーム「モノポリー」のこども向けです。幼児や小学生低学年向けになります。非常にシンプルなゲームですが、資産を買ってそれを持つことでお金が増えることが学べます。

ゲームはすごろくのような形式で、サイコロを振りながら、おもちゃ屋さんや水族館などの資産を購入して、そこに止まって人からお金をもらうゲームです。

わが家でもたくさん遊びました。今はキャッシュフローの方がメインになってしまいましたが、お金の教育の最初の一歩としてのゲームとしてオススメです。非常に簡単に誰でも遊べるからです。

こちらの記事も参考にしてみてください。

3.スマホのアプリで勉強

現代ではスマホを持っているお子様も多いと思います。お金の勉強をするのにもアプリがあります。多くのアプリがお金の種類を学ぶことや、おつりの計算などの算数と組み合わせたものが多いです。

お子様が小さい場合、どのようなお金があるのかを知ることから始めるのも良いスタートです。

オススメアプリは以下の3つです。

  • お金の学習 いくらかな?
  • しっかりしたアプリの形になっています。レベルごとにわかれていますので、小さい子から少し大きな子でも遊べます。小学生低学年〜高学年向け。
  • 能力+支払い技術検定
  • ランキング形式になっているのでスコアを競いたい人向けのアプリです。小学生低学年〜高学年向けです。

キャッシュレスの社会において実際の10円玉を見たことが無いというこどもも増えています。お金の勉強という意味だと実際のお金を貯金したり、使ったらお金がなくなることを実感することは大切な体験です。

レジのゲームで買い物をするのはこどもは大好きです。そこでお釣りを計算したりすることで計算力もつけることもできます。このアプリを使えばこども一人でお金の支払いとお釣りの練習ができますので、お金のことをあまり知らないこどもの導入としても最適です。

4.本で勉強

お子様と本をみながらお金の事について学びましょう。また小学生中学年以上であれば自分で本を読むこともできると思います。

お金の勉強をするのにオススメの本を5つ紹介します。

  • お金の使い方と計算がわかる おかねのれんしゅうちょう (学研の頭脳開発)
  • 幼児から小学生低学年向けです。お金の種類を理解して、お金を数える練習ができます。
  • 本というよりは練習ドリルのようなイメージですね。


こちらの記事で詳細レビューしていますので、参考にどうぞ。

  • 学校では教えてくれない大切なこと 3 お金のこと
  • 教えるのが難しい「お金の仕組み・流れ」についてまんがでわかりやすく説明されています。

こちらの記事で詳細レビューしていますので、参考にどうぞ。

  • 池上彰のはじめてのお金の教科書
  • 内容は親子で一緒に勉強するのが良いです。内容がしっかりしているので小学生高学年以上でないとこども一人では理解が難しいでしょう。
  • お金のなかったときの話から始まり、日本の格差社会までを池上彰さんがわかりやすく解説しています。


こちらの記事で詳細レビューしていますので、参考にどうぞ。

  • ドラえもん社会ワールド お金のひみつ (ビッグ・コロタン)
  • マンガ部分は小学年低学年から理解できます。しかし、間の解説は小学生高学年くらいの知識が必要でしょう。
  • こどもに人気のドラえもんのマンガと共にお金の仕組み、歴史などなど沢山の事が学べる本です。


こちらの記事で詳細レビューしていますので、参考にどうぞ。

  • お金まるわかり (マンガでわかる 一生モノのちしきの宝箱)
  • ファイナンシャルプランナーの先生が、身近なおこづかいの管理から国の消費税まで、マンガでわかりやすく解説してくれます。

5.Youtubeにて勉強する

最近のお子様はYoutubeが大好きだと思います。youtubeをお子様と一緒に見ることで勉強できれば一番良いですよね。アニメや面白youtubeを見る変わりにこのお金の動画をみてはいかがでしょうか。

以下の3つがお子様に見せるのに最適な動画です。少し小さいお子様向けになります。

お金の勉強にオススメYoutube

以上、読んでいただきありがとうございました。